2019-1-31 木

葉山在住の版画家・大山京子さん

今週の「わくわくしあわせごはん隊」は瀬口宏子さん。本日のゲストは、版画家 大山京子さんです。

                                        

大山さんのプロフィールを紹介しますと・・高校生のとき、油絵を学びたいと思い、専門学校へ進学。絵画と版画のコースがあり、版画はたくさんの工程があって、職人っぽいところが楽しいと感じた。また、木版、銅版、リトグラフなど版画にも種類がいろいろあるが、体験していくうちに、特に銅版が好きになった。完成した絵面に偶然性があるところや、作業工程自体も好きだった。学校を卒業したのち、美術館で働いていて、仕事が休みのときは製作をして、活動を続けてきた。結婚後、出産し、子育ての時期は少し離れてたが、昨年の9月より再び作品展というかたちで、逗子のととら堂さんで展示会をして、活動を再開した・・とのことです。

銅版の特徴は彫った線に色が着く技法で凹版になります。プレス機という機械で圧力をかけてインクを刷りとるので、線の部分が盛り上がったり、細かい線なども描くことができるそうです。

         

      ↑はじまりのりんご

大山さんは、昔から土いじりが好きで、植物からエネルギーをもらっている、と話します。そして、虫や人体の構造を見るのが好き。土や体内の小さな細胞、ミクロの世界からイメージを広げていくことが多いです。昔は土の中の世界『土から生まれる』という大きなテーマでしたが、今は『瞬間・現象』に興味がうつりつつあります 、と。

大山さんの作品が文芸雑誌の挿絵になったこともあります。ホームページで大山さんの作品を見ることができます『大山京子 版画』で検索してください。また2月2日(土)森山神社境内&一色会館で9時半~15時開催の「土曜朝市一日中」に出店。ワークショップをおこないます。

そんな大山さんにとってのわくわくしあわせごはんは何ですか?

  ~ふたつあります。一つは、みんなで食べるおでんです。とり団子・エビ団子は作ります。みんなでたくさん作って食べるのが楽しいです。    もう一つは、母の作った餃子です。にんにくが入っていなくて、野菜がたくさん入っている小さめの餃子で何個でも食べられます。

大山さんの情報についてはHPはコチラ