2020-7-28 火

「YABUSAME」写真家でアートディレクターの古田亘さん。

九州南部で梅雨明け!関東地方はいつになるのかな??

写真集「YABUSAME」を電子書籍で刊行 !ということで今日の番組では 葉山在住の写真家でアートディレクターの古田亘さんをお迎えしました。

                 

実は約5年ぶりのご出演。その時は 写真集「少年と海」と同名の作品展について お話いただきました。

今回のテーマは「流鏑馬」  古田さんは もともと日本の武道にも興味を持っており、あるきっかけで2016年4月に鶴岡八幡宮の鎌倉まつりで行われ る流鏑馬神事を見る機会を得て、すっかり流鏑馬の虜になったそうです。

                 

「 流鏑馬」とは、疾駆する馬上から左横に置かれた3つの的を射る神事。単に武芸を競うものではなく、天下泰平、五穀豊穣、万民息災を祈念して的を射る精神性の高 い祭事であり、厳しい修業を積んだ者だけが「流鏑馬」の出場者=射手になることができます。

                 

もともと流鏑馬は、無病息災を願って行う神事。こんなときこそ必要な行事。しかし生で 観られないならば、写真で無病息災を祈念できれば・・と古田さん。

この写真集は 全国4か所での流鏑馬神事の情景を迫真の描写力でまとめあげた、珍しいフォトストーリーです。膨大 なカットから選ばれた約140枚の写真には、祭 事の前の準備の時間、独特なカラーハーモニーで彩られた装束や馬具、そして見た目よりずっと狭い馬場へ風の ようにアプローチし、上下動をしない美しい姿勢のまま、あっという間に3つの的を居抜き翔けすぎる射手・・

観客には なかなか見られないエピソードについても 古田さんは 明かしてくださいました。

そして彼らの流鏑馬神事も、各所の行事中止を受けて完全ストップしている状況。馬の世話や 稽古馬場の管理など、お金が出ていくだけで収入が無い現状に、ちょっとでも協力できればと 写真集の売上を一部寄付することにしています。

ページ数 : 208ページ とかなりのボリューム!税抜本体価格 : 2,000円 。 Kindleストア、ibookstore、ebookjapan、honto、koboイーブックストア、Booklive、kinoppy 他、主要電子書店にて お求めください。