2020-10-23 金

Daily Zushi-Hayama Friday 10月23日OA

◆LOVE THE BEACH:プロダイバーで環境活動家の武本匡弘さん。

今回は武本さんが行ったセミナー、講演会での参加者のご意見などを中心にお話しいただきました。

化学繊維の洋服は、洗濯するとマイクロプラスティックとなって繊維が海に流れます。

キッチンの調味料などもプラスティックの容器ではなく、繰り返し使うことが出来るガラスの物を使いたいですね。

生協などでもセミナーを行っている武本さんは、生活者の意見はとても勉強になるし有難いと仰っていました。

自分一人がやっても…という考えでなく、自分一人からでも環境を考えていきたいですね。

そのまとまりが力になるのでは?

武本匡弘さんはこの度、ニュージーランド在住 執筆家の四角大輔さんと共にグリンピースジャパンのアンバサダーに就任なさいました。

11月7日(土)には、アンバサダーの就任発表イベントをオンラインで開催します(注)。ぜひご参加ください。

(注)アンバサダー就任記念イベント
日時:11月7日(土)11時〜12時半
方法:ZOOM
詳細:https://gpjambassador-11072020.peatix.com

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

つい、先日、沖縄に行ってきました。

星の和名を調査されている先生に同行させていただいたものです。

この方は、北尾浩一さんといって、「日本の星名事典」を書かれた方なのですが、沖縄や奄美の星の名前は、地域部落毎に細かく、足で歩いて話を聞いて、それをまとめるというまさに民俗学のフィールドワークをされています。

プラネタリウムの解説というお仕事をリタイアされ、40年前に調査仕切れなかった場所を精力的に歩かれています。

今回は、石垣島ともご縁があり、沖縄の星に関して、興味があったとコロナのおかげで仕事がなくて、これは、無理してでも一緒に歩かせてもらおう!と決めた訳です。

実際、現地では、方言の聞き取りなどが難しいこともあり、牧志のプラネタリウムの方や天文に興味ある方も一緒に回りました。

突然、部落にいって、庭に出ている人に声をかけたり、共同売店という部落の人たちが交代で店番をする売店があって、そこに行って、お話しをうかがえそうな、お年寄りがいないか聞いてみたり・・・。

なんか、すごいでしょう?

でもね、これが、ことごとく皆さん親切にお話をしてくれたり、「あそこのおばあが100歳超えてて、いろいろ知ってるし、元気だよー」とか、伝統行事の歌を、小太鼓を叩きながら、歌ってくれたり。そして、その歌の中に、星の名前が出てくるんですよ!!!

沖縄は、カミンチュといって、「神人」神様に使える人は、女性なんです。

突然、86歳のおばあが歌をよく知っているからと、公民館に連れてきてもらって、お会いしたら、これまた、そんな年齢に見えないほどの若々しさで!

どこの、おばあも、時間があれば、畑に行ってしまうので、いろいろと時間を気にしながら、部落をうろうろしたりして。

で、たまたま、道でのんびり座っていたおじさんに、お話を聞いたら、そのおじさんも地元のそういう文化歴史的なことをいろいろと集めて、まとめようと思っている方だったり。

 

収穫の多い旅でした。

でも、あとから思うと、すごくお天気にも恵まれたんですね。これ、大雨だったら、誰も外に出てないだろうし・・・。

ご縁だなあと。

そして、沖縄では、この時期、横着でない横着星に出会えるんです。これは、「南極老人星」と呼ばれる、カノープス。りゅうこつ座の1等星です。このあたりでは、高度2度くらいなので見ることが非常に難しい。そして、低いところをちょろっと出て、すぐに沈むことから、昔から「横着星」と呼ばれたりします。それが、沖縄の緯度では、10度くらいなので、かなり高いところに苦もなく見つけることができますし、横着ではないわけです。