2021-1-5 火

葉山郷土史研究会の鳥居信吉さん

今日は小寒、寒の入りですね。スタジオの窓からは 冷たい空気が入ってきます。

今年最初の葉山町提供「わっしょい!葉山」

郷土誌葉山第14号「葉山町の歴史とくらし」のなかから 太平洋戦争末期から戦後の長柄 石井重太郎「農業日誌」その3について 葉山郷土史研究会の鳥居信吉さんにお話いただきました。

                

第2次大戦終戦前後の葉山町長柄の様子を  石井重太郎氏の農業日誌からご紹介いただきました。

昭和20年(1945)8月15日の終戦前後の葉 山町長柄を中心に、昭和19年~21年の3年間、この地 域の庶民の生活状況を空襲、終戦前後の物資不足、学 童・学生動員、情報の流れなどの切口から、石井重太 郎氏の農業日誌を読み解きました。

『農業日誌』とは   葉山町の長柄地区に代々住み、当地に広い田畑、山林を持ち、熱心な農業研究者の石井重太郎さん が書き残した。農作物の植え付け、収穫、近郷への 販売など、農業を軸にし、文間に村の日常生活が 点描された農業日誌です。 

終戦前に葉山長柄で観察された空襲の貴重な記録があったり、玉音放送、原子爆弾の情報も。

郷土誌葉山14号は 町立図書館2階のNPO法人葉山まちづくり協会、葉山の文教堂書店、逗子のいけだ書店、椿書房、鎌倉の島森書店で入手できます。

さらに次号20周年記念号、15号の編集も進んでいるそうですよ。