2021-3-10 水

「3.11ずし支え合う市民防災の集い」NPOすこやかいきいき協議会の服部誠さんと長谷川静さん

今日は4月の陽気とはいえ、スタジオの窓から入ってくる風は冷たいな・・

3.11ずし支え合う市民防災の集い~ひとりも取り残さない地域防災のために~ ゲストは NPO法人すこやかいきいき協議会代表の服部誠さん 長谷川静さん。

                   

               (一時的にマスクを外して撮影させていただきました)

NPO法人すこやかいきいき協議会は、高齢になっても、認知症でも、障がいがあっても、健康や生きがいを作れるたくさんの場が欲しいという声から、どなたでも参加できる場を作ろうと、2年前に有志で活動を立ち上げました。現在10名の企画メンバーで、たくさんの取り組みを行っています。

これまで の活動では、どなたでも参加できる健康づくりプログラムとして、健康麻雀、音楽療法、歌声サロン、歩く会、認知症予防体操、体幹トレーニング、笑顔トレーニングなどの場を作ってきました。 どなたでも参加できる生きがいづくりの場として、おしゃべりの場や、知的障害のある方が参加する取り組み、どなたでも参加できる楽団づくり(フレンドリー楽団)なども行っています。 地域で支え合うために、視覚に不安がある方のための相談もできるイベントなども開催ししています。 今年度は、新型コロナのために、おおくの取り組みが中止となりましたが、前年度は延べ約4,000人の方がご参加いただく取り組みとなっていました。

明日、3.11ずし支え合う市民防災の集い~ひとりも取り残さない地域防災のために~がZOOMで開催。

                     

 東日本大震災から10年がたつので、当日に逗子で追悼式をやりたいというところから、企画がはじまりました。 いつも一緒に活動している、高齢の方や、障がいのある方、認知症の方などが、災害時にサポートを受けることが地域防災のなかでまだ十分に考えられていないことから、以前知り合った、福島県南相馬市で当時から障がいのある方をサポートをしている方にお話をしてもらったら?と考え、企画が進んだそうです。普段ご一緒している当事者の方々にも出演してもらい、生の声をいただき、一緒に話をしてもらおう!、「災害時に誰も取り残さないために市民ができることをやろう!」と考えた企画です。

プログラムは、防災講演会、学生スピーチ、2時46分の集い、パネルディスカッションの4つとなります。

まず、防災講演会は、オンラインで、福島県南相馬市で障害福祉事業所を運営されている方から、当時の状況、その後から現在に至るまでの状況をお話をしていただきます。 次に、学生スピーチは、中高生ボランティアグループ3.11つなぐっぺしの中学生代表田島太地くん(久木中3年生)が、活動を通して思ったことを熱くスピーチをしてもらう予定です。 2時46分の集いは、東日本大震災が起こった時間に黙とうし、復興応援ソング「花は咲く」を歌いたいと思います。 最後に、パネルディスカッションは、高齢の方、認知症の方、障がいのある方、乳幼児を子育て中の方など7名にパネラーとしてご参加いただき、今の状況や想いをお話をしただきながら、障害のある方を中心に訓練を企画した沼間小学校地区避難所運営委員会の事例や、逗子グリーンヒルにおいての災害時にサポートが必要な方への防災訓練の事例などをお話をいただき、これからの地域防災を考える意見交換をしたいと考えています。全体を通してのキーワードは「みんなの命、みんなで守る」です。 主体的で支え合う防災の意識をみんなで作っていく、そんな取り組みにしたく考えていますと服部さんは 話してくださいました。

7日に募集が締め切りとなっておりますが、まだ定員までは大丈夫ですので、ご希望の方はメールで本日までにお申込みをいただけたらと思います。

Eメールsukoiki.k@gmail.com または電話 080-5095-5763(服部さん)

今後、この支え合う防災づくりについては、明日をスタートに活動を続けていこうと考えています。 4月から、従来行っていた健康づくりプログラム、生きがいづくりプログラムを再開し、多くの皆さんに楽しんでいただけたらと思っています、と長谷川さん

これまで40回以上被災地を訪れた服部さんは そこでいろいろ教わったことを伝えたいと語ってくださいました。

今後の予定などは、すこやかいきいき協議会のホームページ