2021-7-19 月
東京2020オリンピック・パラリンピック安全祈願流鏑馬
番組でご紹介した「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会安全祈願流鏑馬」が7月17日土曜日に公益社団法人大日本弓馬会武田流一門によって明治神宮で行われました。
流鏑馬は勝ち負けを競う武道ではなく、世の中の平和と人々の幸せを祈る武芸です。
今回は併せて、間もなく開幕となる東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の安全と成功を祈って行われました。
ここの流鏑馬は、「令和3年度 日本博 主催・共催型プロジェクト」及び「東京2020NIPPONフェスティバル共催プログラム」に採択され、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人大日本弓馬会が主催し、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が共催し、明治神宮様の全面的なご協力のもとに執り行われる国家プロジェクトとなっております。
梅雨明け翌日の明治神宮ご本殿。上空は青空。
30度を超える暑さの中行われた「馬場慣らし」(リハーサル)
左から2番目瀬端射手は鎌倉教場長、このイベントの為に睡眠時間も削ってご準備なさいました。
流鏑馬は射手(馬に乗って弓を射る人)、奉行(流鏑馬を取り仕切る総指揮官)だけでなく、諸役と呼ばれる方々や、着付け、馬の世話をする方々など沢山の方によって行われます。
夕方5時から無観客で行われた流鏑馬。
私は日本語解説、英語の逐次通訳も入りライブ配信されました。
アーカイブもご覧いただけます。
※URL:https://www.youtube.com/watch?v=QxsSi_qmVCU
夕方は初めてです。
ライトに照らし出されて幻想的でした。
一番左の小西射手が小的を3つも当てて最多的中でした。
賛否両論のオリンピックではありますが、安全と成功を祈りを込めて行ってまいりました。
本来ならば、沢山の海外からのお客様にもご覧頂けたのではないかと思うと残念でなりませんが、オンラインで沢山の方にこの美しく勇壮な日本の伝統武芸がご覧いただければ嬉しいです。
無事終了してホッとしています。
足が悪く引退した馬もこの日は参加。
右は私も大好きな彗星、左は昨年11月に流鏑馬デビューした皇子。
馬たちも可愛いのです。4
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葉山どうぶつ病院副院長の滝沢崇先生