2021-11-1 月

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは江刺家愛です。

今日は、「なぎさのごみ ハンドブック」という、小冊子をご紹介致します。

これは、海の環境、海岸ゴミの様々なお話が、イラストを交え、

とても分かりやすく、見やすく、何より海ゴミを知るうえでの具体例がとても面白い一冊です。

いくつか、ご紹介致しますと、、、

神奈川県の海岸で1年間に処理されるごみの量、どれくらいか想像できますか?

これを、鎌倉の大仏様、何体分かに例えています。

驚きます。正解は、ぜひご覧ください。

また、「動物たちの被害」のページでは、コアホウドリのひなの

胃の中から出てきた 驚くべき量とその人工物や、口にプラスチックの輪がはまって、

取れなくなったハワイアンモンクシールなどの写真があります。とても衝撃をうけました。

そして海岸にはどんなゴミがあるのか、というページを見ていると、

どうしてこのゴミがこのような形で、ここにあるのか、その処理には、

これだけ手間がかかる、まで書かれています。

ごみが、どのようにして海岸にくるのか、については、

山から、川から、街から、とそれぞれの流れと、その理由があり、

特に見落としがちな部分、道路の排水口へごみを捨てる事への指摘など、

見えにくいところまで取り上げられています。

10ページほどのこの冊子の後半は、綺麗になった浜辺の楽しみかた、

ビーチクリーン活動について書かれています。

ビーチクリーンで気をつける事や拾い方の他、その後みんなで楽しく調査する方法、

減らすにはどうしたらいいか、考えさせてくれます。

綺麗な浜をはだしで歩こう、貝殻を集めて物を作ろう、サンドアートやビーチフラッグスをしよう、

ビーサン飛ばしの世界記録までかかれています。

子供向けではありますけれど、大人でもあらたに海岸ゴミについて

考えさせてくれる内容です。

自分の生活が、海の環境や生き物の命に繋がっていることが

子供たちにきっと伝わるのではないかと思います。

このなぎさのごみ ハンドブックは無料で配布、

見たい 読んでみたいという方は、かながわ海岸美化財団にお問い合わせください

0467-87-5379