2023-3-15 水
「湘南青少年環境会議in逗子2023」逗子ロータリークラブ会長の徳永淳二さん
「湘南青少年環境会議in逗子2023」 について今日のゲスト 逗子ロータリークラブ会長・徳永淳二さんにお話しいただきました。
ロータリークラブは、もともとアメリカのシカゴで118年前に誕生した社会に奉仕するための団体です。100年以上続く中で、様々な戦争などの困難を乗り越えて拡大し、現在は、世界中に122万人の会員がいます。平和の推進、病気の予防、水と衛生、母子の健康、教育の支援、地域経済の発展、環境保護などを行っている世界的な団体です。 最近の具体的な例を一つ挙げますと、ウクライナにおいても、世界中のロータリークラブの協力を集めて、現地で生活や医療に困窮する人々のサポートをしたり、戦争で親を失った子供達を保護したりしています。
逗子ロータリークラブは、60年前に誕生しました。以来、地域の経営者を中心に様々なボランティア精神に溢れた方が所属しています。現在の逗子市長である桐ヶ谷覚さんも会員ですし、逗子商工会会長の三宅譲さんも会員で、地域や世界の多様なニーズに合わせて行政や地域の方々と協力しながら活動を行っています。JR逗子駅近くの交差点に時計台がありますのでぜひ今度チェックを!
今年度のテーマは、2つあります。一つは、環境問題への取り組みです。もう一つは、誰一人取り残さないデジタル化支援です。最近の活動としては 新江ノ島水族館の協力を得て夏休みに小学生対象に環境セミナーを開催したり、実際の海はどうなっているのか・・小坪漁協の協力を得て漁業体験、また江ノ島水族館内資料館で実験をおこなったりビーチクリーンなど行っています。
3月25日(土)の「湘南青少年環境会議in逗子2023」は 環境省・神奈川ユニセフ協会・神奈川県教育委員会後援で開催されます。
環境保護は、国際ロータリーの重要なテーマの一つです。逗子ロータリークラブは数年前から、海に海藻がなくなり砂漠化していくことを、新江ノ島水族館と協力しながら、子どもたちに情報発信しています。それには、地域の多くの方が協力してくれました。
そこで、気づいたことは・・ 大人が、環境問題に対して情報を発信することは多くあると思いますが、中高生が環境問題について情報発信し、行政と意見交換する場は、とても少ないのです。 ユニセフからも「環境問題は、子どもの権利危機」として学ばせて頂いています。そして、環境省と相談すると、環境省からは、中高生の意見を是非聞きたいと、とても前向きなご支援を頂けることになり、当日の環境会議に環境省職員が来てくれることになったのです。 そこで、中高生と環境省との意見交換の場を作ることになったのです。 当日は、約10組の中高生が、自分達が学んだことや意見をプレゼンし、環境省職員と意見交換をします。きっと、大人では考えない面白い意見や提案があるのではないかと期待しています。ご興味ある方は、ぜひお越しください。
会場は、逗子開成中学高等学校の徳間ホールで、午後2時からの開催です。
参加校は、 会場の逗子開成中学高等学校をはじめ、聖光学院、横浜女学院、鎌倉女学院、逗子の聖和学院、青山学院高校など、海外からのzoom参加も合わせて約10組が参加予定です。
当日は中高生のプレゼンに先立ち 神奈川県ユニセフ協会から「気候変動は子どもの権利危機」というテーマで、また新江ノ島水族館からは相模湾の現状についての基調講演もあります。
少しでも関心のある中高生、そして大人たち、ぜひ見に来てくさい!申し込みは不要
最後に徳永さんから「環境問題は、複雑で、解決がとても難しい問題であるのに加えて、環境問題の捉え方や考え方は、世代間の格差が大きいように感じています。しかし、少しでも良い未来を目指して、全ての世代が一歩でも前に進めなくてはなりません。世界を、ここ逗子から少しでも良くするために、一緒に小さな一歩を踏み出しましょう。ぜひ、会場にお越しください。よろしくお願い致します」
逗子ロータリークラブ、現在会員は39名。会員募集中!
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