2023-5-16 火

葉山町環境課・吉田直弘さんと クリーンセンター・田中優輔 さん

葉山町提供「わっしょい!葉山」今年度は、 「はやまエシカルアクション」がテーマ

今週は 葉山町環境課主査・吉田直弘さんと葉山町クリーンセンター主任・田中優輔さんをスタジオにお迎えしました。

               

広報はやま5月号は「5月30日のごみゼロの日」にちなんで大特集記事があります。

その中でも「クリーンセンターを再整備しています」と掲載されていますが・・

現在のクリーンセンターは、昭和 52 年に 建設され、築 45 年以上が経過し、施設の老朽化が課題となっていました。 そこで新施設を建て替えることになったのですが、今までのようなごみ焼却炉ではなく て、環境に配慮した生ごみを堆肥化処理する施設を中心に整備する計画で現在工事を進め ています。 令和7年3月には施設の運用が始まる予定。生ごみの処理にあたっては、葉山町だけでなく、逗子市の生ごみも受け入れて共同で処理 する計画です。

葉山のごみの資源化率は、令和3年度の資源化率でいうと、50.6%となっており、県内では、鎌倉市に次いで2位と なっています。 これは、日頃の皆さんが分別に協力してくれているおかげだと思っています、と吉田さん。

葉山町では、現在、県内最多の 27 分別となっています。

資源物の収集量に応じた奨励金についてもお話くださいました。集団資源回収奨励金は、資源化を進めるため、町内会・自治会が行う資源物の収集量に応 じた町からの奨励金のことです。アルミ缶やスチール缶・金属製調理器具などの金属類、紙 パックや雑誌、新聞などの紙類、古布・衣類などの布類の収集量に応じて、1キロあたり5 円の奨励金をお支払いしています。 この奨励金による使い方は限定していませんので、葉山町内の全 28 町内会・自治会がそ れぞれ行う防災活動やお祭りなど地域活動の資金としてご活用いただいています。 皆さんの努力で奨励金が増えれば、ごみも資源化されますし、ごみの焼却量が減ることで、 埋め立て地の延命にもつながります。ぜひ、ご協力をお願いします。

ゴミ収集時の様子について田中さんから・・葉山町では、平成26年より燃やすごみ、容器包装プラスチックごみ、プラスチックごみの 3種類について戸別収集を開始しており、1世帯ごとにごみを出していただいています。戸 別収集が始まっておおよそ9年経ちますが、町民の方には以前より「分別されていないとご みの回収がされない」というのが根付いてきました。分別は大変ですが、正しく分別してご みを出してくださる方が増えた印象があります。

町民の皆さんにお願いしたいことは?・・ 分別品目が多い葉山町ですが、ごみを出す前にもう一度「このごみは何ごみでいつ出す」と 確認していただけたらと思います。分別されなければごみになってしまう物が、正しく分別 されれば資源に変わりますのでご協力いただけたらと思います。 また、ごみ箱をいつも出していただいている場所から変えてしまって、敷地内の違う場所な どにおかれてしまうと、その日はごみをだしていないと判断しますので、お手数ですがごみ 箱の位置を変える場合は収集員に一声かけていただけると助かります。 不明な事などありましたら、収集員に聞いていただくか、町内の集まりなどがあればクリー ンセンターの職員などがうかがってお話もできると思いますので、気軽にご相談ください。

そして今年もクリーン葉山が開催されます。美しいまちと渚を維持保全するため、例年、町が実施している大 規模な海岸清掃のイベントで、町内すべての海岸で実施しています。 5月 28 日(日)8 時 30 分から 10 時までとなっています。 この時間内であれば、どの時間に来ていただいても、どなたでもご参加自由ですので、皆 様のご参加をお待ちしています。

※わっしょい!葉山の音源が葉山町HPから視聴できるようになりました!今年度の音源は、全てこちらにアップロードさせていただく予定です。 また、掲載時には随時Instagram等にて周知させていただきます。