2023-8-15 火

株式会社Future Sample 代表・徳冨義貴さん

葉山町提供「わっしょい!葉山」 今年度の「わっしょい葉山」のテーマは「はやまエシカルアクション」です。

今週のゲストは  フラワーロスとなるお花を活用したサーキュラーエコノミー事業を展開している、株式会社Future Sample 代表 徳冨義貴さんです。

                

日本国内では年間約8000億円(40億本)分の花が捨てられていると言われていますが そんな”フラワーロス”をアップサイクルしている株式会社Future Sampleは  3月26日に行われた「はやまエシカルシンポジウム」の会場の装飾を担当されました。地産地消をテーマに葉山の桜と緑でフォトブースを作りました。

株式会社Future Sampleは 2022年7月に葉山で設立。これまでの経緯をうかがうと・・徳富さんは新卒でオーダーメイドウエディングのプランナーとして仕事をはじめ 結婚式の2時間で大量の花が捨てられてしまう現状を見てなんとか変えたかったのですが、事業創造のスキルがなく会社員として8年間事業開発を経験 、コロナで売上が1/10の1になった花屋の友人を助けたい 、そして 日本でキレイなまま大量に捨てられるお花を救いたい!と2022年に創業しました。

会社の基本概念は「100年後の地球を守るため」自分自身で未来につながる事業を作っていきたい、資源循環のディスプレー事業についても語ってくださいました、

活動についてはHPコチラ

さて「はやまエシカルアクション」賛同事業者である株式会社 Future Sample は 今年1月にエシカルなオブ ジェで町役場1階を飾りました。原材料は、町内の竹林整備で出た間伐材や一度利用されたお花など、普段 はごみとして捨てられてしまうもの。 原材料の調達には「はやまエシカルアクション」賛同団体の一般社団法人葉山の森保全センターが協力 。

そして Future Sampleのアトリエ近くにある上山口の棚田、ここは「にほんの里100選」にも選定され神奈川県下では有数の棚田ですが こちらでつくられた藁を使って 次の新年の装飾には町役場を飾りたいとお話くださいました。

葉山に移住してまだ2、3年という徳富さん、都内から葉山の自宅に帰ってきて星空が綺麗と・・そしてこれからも地元の方に喜んでもらえるような事業をやっていきたいとお話くださいました。