2023-9-8 金

Daily Zushi-Hayama Friday 9月8日OA

本日発行BeachFMマガジン70号!ライターのNaoko Cockle Kojimaさん。

スタジオの英人さんの絵の前でNaokoさん。

◆「てんこのプラビーダ」ALSと言う難病の中でも前向きに生きたてんこちゃんこと久保田典子さんの言葉と今月のことばと一句。

20年夏0826確定診断一周年

    一年前の今日、コミ障の主治医に申し訳なさそうに「筋萎縮性側索硬化症です。」と告げられ、向こうっ気強く「病は選べませんから」と答えたのだっけ。

    そして今や、身体障害者手帳1級。要介護5

    握力は無いに等しく、指は全て萎縮している。もちろん、腕は肘の高さまでも上がらず、痩せ細っている。室内では歩行器、外では車椅子。声はもうほとんど言ってることが通じない。

    最近はヒドイ誤嚥もしたし、舌の動きがまた少し悪くなってる気がする。唾液の量は多いし、頭が重くて疲れやすいし日常生活の不都合を挙げたら枚挙にいとまがない。

    やれやれ。

    よくこれで正気と笑いを保っているなぁと、我ながら自己肯定感の強さに半ば呆れつつ、やはりこれは、人知を超えた大いなるものの臨在を抜いては考えられないと納得。そして、この進行具合の先々に思いを巡らしてみるが、そこにもきっと導きがあろうと、期待してみるのだった。

「わたしの目にあなたは価高く、貴く わたしはあなたを愛し

あなたの身代わりとして人を与え、国々をあなたの魂の代わりとする。

恐れるな、わたしはあなたと共にいる。

イザヤ書 43:4-5 新共同訳

「矢のごとき進行身に沁む病なり」流鏑馬の写真てんこちゃんが的目付というお手伝いをしている写真です。

てんこちゃんも所属していた清水ヶ丘教会で明日99日ゴスペルチャリティーコンサートが有ります。会場で募金をしてくださった方にてんこちゃんのCDかフォト俳句のハガキセットをお渡しする計画だそうです。

ウクライナ語でも歌うそうです。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生

朝晩はすっかり涼しい秋となりました。虫の音も聞こえます。
夜空も、だんだんと秋の星座たちが見やすくなっています。
夏の星座は、宵の空の西へと傾く頃です。
実は、921日に夏を代表する「さそり座」の1等星アンタレスが、月に隠される「アンタレス食」が起こります。
日食は月に太陽が隠されますよね。アンタレス食はアンタレスが月に隠される現象。「星食」とも「掩蔽(えんぺい)」とも呼ばれます。
月の通り道「白道」と太陽の通り道「黄道」は5度くらいしか違いがありません。
つまりお誕生日の星座の間も月が通ります。今回は、たまたま、アンタレスが月に隠されるのです。星が月に隠されることを「潜入」といいます。そしれ、再び出てくることを「出現」といいます。では、何時にどこを見ればいいのか?
関東あたりでは、潜入が1726分、出現は1851分となります。
方角は南西の空低いところです。ま、月を探せばいいので、わかりやすいですよね。21日の日没は1742分なので、潜入はまだ明るい時間となります。これは、望遠鏡がないとなかなか難しいかもしれません。しかし、出現は、日没後ちょうど1時間くらいなので、暗い夜空に上弦の月の明るい方にアンタレスが出てくるところを見られるかもしれません。でも、やはり、双眼鏡や望遠鏡があった方が確実です。突然、ポッと出てきますので、出現の少し前から望遠鏡などで月を見ているのがいいと思います。
昨日、H2Aロケットが無事発射されましたね。今回のロケットには、小型月着陸実証機SLIM「スリム」も搭載されていまして、月に向かったわけです。
SLIM
は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した探査機。独自の画像処理技術などを駆使して、月面の狙った場所に誤差100メートル以内の高い精度で降り立つピンポイント着陸技術の実証に挑みます。順調にいけば約34カ月で月の周回軌道に到着し、その約1カ月後に着陸準備に入る。ということで、探査機は年末ごろ月の周回軌道に到達し、着陸は年明けを見込みとのこと。月を見上げた時、がんばってるかな?と思い出してください。