2023-11-7 火

SY’Style株式会社代表取締役 高野 誠一さん

第1&3火曜日は葉山町提供「わっしょい!葉山」 今年度の「わっしょい葉山」のテーマは「はやまエシカルアクション」です。

今週はSY’Style株式会社代表取締役 高野 誠一さんがゲストです。

                 

2021年10月1日に就労継続支援B型事業所「STYLE」は葉山町堀内(風早橋バス停近く)でオープンしました。

就労継続支援B型とは、障がいや難病のある人が利用できる障害福祉サービスのひとつです。障がいや年齢、体力などの理由から、雇用契約を結んで働くことが難しい人が対象です。生産活動(仕事)を通して就労の機会を得て、働くスキルを維持向上することができるほか、日中に安心して過ごすための居場所という役割もあります。もちろん雇用契約を結ぶ就労へのステップアップのための利用もできます。利用に年齢制限はなく、1日数時間だけ、週に数日だけといった利用が可能な事業所もあるので、障がいの状態や体調に合わせて自分のペースで働くことができます。事業所と雇用契約を結ばないため、「賃金」ではなく、生産活動に対する「工賃」が支払われます。生産活動の内容は事業所によって異なります。 STYLEには現在、知的障がい・精神障がい・身体障がいのある方々が11名在籍しており、週5日利用の方、週3日の方や半日のみ利用の方など様々です。

STYLEではパイ菓子を中心とした菓子製造やカフェ営業・ハンドメイドアクセサリーなどの自主製品の製作販売、下請け作業として輸出商品の梱包・チラシ折りや近隣地域でのポスティング・部品の組み立てなど様々なお仕事をご用意しております。ポスティングにつきましては、下請けだけではなく、近隣の企業様から直接ご依頼いただくこともあります。 1階のカフェでは気軽に、そして何度でもご利用いただきたいとの想いで、なるべくリーズナブルな価格でパイ菓子やドリンクをご用意しております。イートインでは小さなお子様連れの方やお仕事やお勉強・大切な方とのティータイムなどに活用していただければ幸いです

そしてエシカルについては お一人お一人を大切にそれぞれの目的に沿った就労支援であること、応援消費であること、極力プラごみを出さないこと、そして地域の交流も大切にされています。

STYLEは外観からは障がい福祉事業所であることを前面に出してはおりません。障がい福祉事業所であるかどうかは関係なく、気軽にカフェをご利用いただいたり、シンプルにお菓子の味を気に入っていただき、リピーターになっていただけたら本望です。しかしそれと同時に障がいのある方のための就労支援事業は、実は身近で地域との交流やご理解があって成り立っていくものだと心得ているつもりです。オープンしてからは、店頭やSNS等で少しずつ事業内容を皆様に知っていただき、少しでも多くの工賃を獲得できるよう、風早商店会や葉山町商工会に入会し、店舗外でのお菓子や自主製品の販路拡大を目指してまいりました。オープンからわずか2年ではありますが、様々な方からご縁を繋いでいただき、多くの方々から応援していただいております。逗子のthirdplaceで毎月開催されるヘルス&ビューティDayマルシェでの出店や、逗子市山の根のFlagCafeさんには毎週パイ菓子を販売していただいています。今年の8月は葉山ステーションの定休日に開催された葉山ステーションマーケットに出店させていただき、大変貴重な経験となりました。その他にも横須賀の岩戸支援学校の文化祭や葉山町のあけの星幼稚園での催しにも出店させていただき、感謝でいっぱいです。

今後の展開ですが (宣伝になってしまいますが・・)10月より毎年好評をいただいております焼き芋パイの販売がスタートしました。品種は紅はるかを使用しております。是非お試しください。 またクリスマスシーズンに向けてホールパイのご予約を受け付けております。お味はアップルパイ・チョコバナナパイ・あんバターパイ・焼き芋パイからお選びいただけます。 メンバー一同、心を込めてお作りいたします。ご注文をお待ちしております。 

最後に「STYLEでは新規の利用者様を募集中です。見学は随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。またマルシェでのパイ菓子出店販売につきましてもお声かけいただければ利用者さんの活躍の機会が増えてて大変ありがたいです。よろしくお願いいたします」と高野さん。

詳細はHPコチラ

インスタグラムは style.hayama