2024-1-19 金
Daily Zushi-Hayama Friday 1月19日OA
◆私たちにできる事、準備しておきたい事。
元日に起きた令和6年能登半島地震。お見舞い申し上げます。
昨日、とある業界の「新年賀詞交歓会」が有り、近藤大輔県議会議員にお話を伺ったのですが、神奈川県は23市町で300人の方が支援に向かっているそうです。
特に、3基のヘリコプターは道路が寸断されてしまっている所にも行けるのでと仰っていました。
本当にどうして良いかわからない状況ですが、能登の牡蠣屋さんが『行き過ぎた自粛はしないで!同じ石川県でも能登以外の飲食店さんは通常営業されているところがほとんどです。 「美味しい石川グルメを食べた」 「能登のお酒買った」 こんな発信も応援となり力になります!! 私たち能登の生産者が出荷できるようになったとき 「沢山出荷してくれないと追いつかないよ〜」って言われるくらい、飲食店さんを始め石川の観光産業が盛り上がりますように。』
と発信していらっしゃいました。
今週、クレイジーケンバンドのギタリスト小野瀬雅生さんの収録があった際、「来週金沢にコンサートツアーでいくのだけれど、ホテルなどキャンセルが沢山出て大変らしい。」と伺いました。
支援の方法はいろいろあると思います。
「ふるさと納税」でも、ふるさと納税を通じて、災害が発生した地域に対して、速やかに支援を行うことができます。
- 被災地または代理寄付受付自治体に直接寄付ができます。
私は石川県のもの…お酒が好きなのでお酒を買おう!と思いました。
石川県の日本酒。美味しいものが沢山あります。
奥能登の酒蔵は悲しいことに全壊してしまったところもあるようです。
できる事、応援したいです。
こちらでもよく飲まれている山廃仕込の「天狗舞」の車多酒造さんは1月26日から復興支援のお酒を限定で販売するそうです。
「天狗舞 山廃 純米 復興支援酒」を1/26(金)にリリースすることにいたしました。
このお酒は5千本限定で、一本当たり200円を義援金として石川県に寄付いたします。」とホームページにありました
このお酒は震災の少し前に蔵人達が搾ったもので、ラベルは既存のものを急遽用い、
若い山廃特有の豊かな酸味と旨味が感じられる、個性豊かな天狗舞らしい山廃純米だそうです。
また、石川県酒造組合連合会や日本酒造組合中央会でも義援金を受け付けています。
自分の思うところにダイレクトに寄付する事が出来ます。
そしてもう一つ。必要なものが必要な人へ届くよう、新たなプロジェクトが動き出しました。
被災した地域で暮らす“障害のある人や高齢者が必要としている支援物資”を送る事が出来るサイトがあります。
被災地の福祉施設などで足りない物資を金沢市のNPO法人が集約した上で、自治体ごとにリスト化したものが掲載されています。
支援したい場合は通販サイトを通じて被災地に送ることができる仕組みです。
珠洲市、能登町、輪島市、それに志賀町の自治体ごとに、必要な物資が、具体的な商品名と必要な個数とともに掲載されています。
「一律の支援では届かない」福祉器具・物資届けるサイト開設
#能登の障害者に届け
★なお、悲しい事に、詐欺や偽情報もありますので、しっかりと調べて、送りたいですね。
私は毎年3月11日と9月1日に我が家の防災食のチェックをしています。
「防災食」というと必ず思い出すのは、少し前になりますが、ビーチFMで石井食品さんの「防災食」の試食会をしたことがあります。
その時に、聞いた災害時に食物アレルギーを持つ親御さんのお話が忘れられません。
被災後、暫くして食事の配布があったそうですが、パンは小麦アレルギーを持つお子さんには食べられません。
お腹を空かせているお子さんに食べさせる事が出来ず、切ない思いをしたというお話です。
調べたところによりますと、
食べ物にアレルギーがある場合、備蓄は?
農林水産省の資料(※1)によると食物アレルギーがある人は、2週間分の食料を備蓄するのが良いとされています。
なぜ2週間分も必要か?
2週間分とはかなりの量ですが、市区町村への防災アンケートでは「アレルギー対応食品を備蓄しているか?」の問いに対し「備蓄している」と答えた自治体は全体の61%にとどまり、アレルギー対応食品を備蓄していない市区町村が、4割近くあるそうです。
また、東日本大震災の被災者へ「アレルギー対応食が手に入らなかった期間」を聞いた調査では、「アレルギー対応食品が手に入らない期間が1週間以上続いた」と答えた方が全体の半数を占める結果となったそうです。
食物アレルギーのある方は2週間分の食料を備蓄、
多めの買い置きでローリングストックを回していきましょう!
なお、「食物アレルギー対応食品」はネットなどの情報に頼らず、必ず購入前に現品の原材料の確認をお願いします。
◆「鎌倉あんちょこ」鎌倉市観光協会からの情報
■<文永の役750年>異国襲来―東アジアと鎌倉の中世―(鎌倉歴史文化交流館)
開催期間:令和5年12月16日(土)~令和6年3月9日(土)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/ikokusyuurai.html
鎌倉時代、東アジアは大きな変革期を迎えていました。1206年に建国されたモンゴル帝国(後の元)は、東アジア全域に勢力を伸ばし、文永11年(1274年)と弘安4年(1281年)、ついに日本へ侵
攻します。この時、日本側で対応したのが鎌倉幕府でした。鎌倉幕府は元からの使者に対峙する一方で、九州の防備を固めるとともに、寺社に異国降伏の祈祷を命じ、侵攻に備えました。
しかし、不安定な社会の中にあっても、鎌倉と中国大陸との交流が止むことはありませんでした。二度の襲来以降も文物がもたらされ、禅僧をはじめとする多くの人々が鎌倉を訪れました。中国大陸の文化との融合によって、新たな文化が鎌倉に花開き、隆盛の時代を迎えます。
近年、絵巻研究の進展や、長崎県松浦市の鷹島沖に沈んだ元軍船の発見により、2度に及んだモンゴル襲来の具体的な姿が明らかになりつつあります。本展では、最新の成果に基づき、鎌倉の人々に衝撃をもたらした二度の襲来の実像に迫るとともに、当該期を経て花開いた鎌倉の文化的側面をあわせてご紹介します。
■特別展「国宝鶴岡八幡宮古神宝」(鎌倉国宝館)
開催期間:令和6年1月4日(木)~令和6年2月12日(月)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063)に源頼義が石清水八幡宮を勧請した由比若宮を、その子孫である源頼朝が治承4年(1180)に現在の場所に遷座したものです。以来、鎌倉幕府の宗祀の首座に置かれ、源氏の氏神・武門の守護神としてあつく崇敬されました。源氏三代の後も歴代の為政者の尊崇を集めながら、その庇護のもとに社勢を維持し続け、現在も宇佐・石清水とともに全国の八幡宮を代表する大社として広く知られます。
2年ぶりの開催となる本展では、国宝鶴岡八幡宮古神宝をはじめ、同宮が守り伝えてきた絵画・文書、同宮旧蔵の仏像など、ゆかりの宝物を一堂に展示します。鶴岡八幡宮が誇る歴史と美をご堪能ください。
■梅かまくら特別参拝
https://13butsu.net/tokubetsu.html
期間中、鎌倉の寺社で特別参拝が実施されます。
梅の香り漂う早春の鎌倉で普段とは違う寺社の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
当日受付の寺社もありますが、ほとんどは人数制限があるため事前に応募申込が必要です。
お早めにお申し込みください。
開催期間:2月14日(水)〜3月27日(水)
応募方法:往復はがきに必要事項を明記の上、鎌倉十三仏詣実行委員会事務局までご応募ください。
応募締切:各開催日の8日前必着
詳しくは鎌倉十三仏詣実行委員会事務局ホームページをご参照ください。
※各寺社へのお問い合わせはご遠慮ください
■太子講(宝戒寺)
日程:2月22日(月)13時~14時
https://www.trip-kamakura.com/event/37.html
宝戒寺の門を入って右側にある、菊の紋章がついた扉の太子堂は聖徳太子を祀るお堂にて、鎌倉やその周辺の建築業関係者・植木屋・石屋等を営む人が集まり、護摩供養・読経し、木槍唄などが奉納されるほか、希望者には護摩札が授与されます。
以前は、宝戒寺の太子講には大工・とび職など建築関係の人が関東一円から集まってお参りをし、その年の手間賃などを決めたそうです。
聖徳太子は日本に仏教を取り入れた人として有名ですが、すぐれた工芸技能者を育てたことから寺院の建築や工芸品などを作る職人たちから職人の祖として古くから敬われています。
■初天神祭〔筆供養〕(荏柄天神社)
日程:1月25日(木)10時30分~
https://www.trip-kamakura.com/event/43.html
毎月25日は「天神の日」とされており、1月25日はその年初めての「天神の日」なので「初天神」といい、天神を祀る神社の縁日です。
またこの日には、荏柄天神社の祭神であり学問の神様として尊敬されている菅原道真に因んで始まった筆供養も行われます。書家や歌人をはじめ、一般の参拝者が持ち寄った愛用の古い筆や鉛筆を拝殿前に供えて焚き上げ、供養して、学力の向上や書道や字の上達を願います。
■文殊祭(常楽寺)
日時:1月25日(木)14時00分~
※お堂の中は立ち入りできませんので、文殊菩薩坐像を間近で拝観することはできません。
https://www.trip-kamakura.com/event/44.html
1月25日に常楽寺にて秘仏の木造文殊菩薩坐像が開帳され、文殊菩薩の供養をする祭りが行われます。
この日以外は開かれない秘仏である文殊菩薩像は、右手に如意という道具、左手に経巻を持った鎌倉時代の作ですが、頭部は開山大覚禅師が宋より伝えたものだといわれています。
当日は建長寺からたくさんの僧を迎え、盛大な法要をします。
■初不動(五大堂明王院)
日時:1月28日(日曜日)13時~
https://www.trip-kamakura.com/event/48.html
毎月28日は明王院の本尊である不動明王(国重文)の縁日です。1・5・9月の28日には護摩焚き供養が行われますが、特に1月28日の護摩法要は「初不動」と呼ばれ、一年の無事、息災を祈り、護摩の炎で御加持された護摩札を求めて多くの御参拝の方々で、境内がにぎわいます。
不動明王は恐ろしい顔で右手に剣、左手に羂索というひもを持ち、火炎を背にして岩の上に座り、どんなことがあっても強い力で悪魔や迷いの全てを鎮めてしまう仏様とされています。明王院の不動明王は鎌倉幕府の鬼門除けとして造立され、国の重要文化財に指定されています。
鎌倉の開花情報
・鶴岡八幡宮「ぼたん園」のぼたん(見頃)
・浄智寺、明月院の蝋梅(見頃)
・円覚寺の境内塔頭、龍隠庵の白梅(見頃)
・荏柄天神社の白梅(咲き始め)