2024-3-7 木
「ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち」鎌倉市川喜多映画記念館 馬場祐輔さん
湘南ビーチFMマガジン72号が発行!タイムテーブルでもわかりますが・・2005年4月からスタートしたDAILY ZUSHI HAYAMAは 3月いっぱいで終了です。
今日の馬場さんには 2011年の12月にご出演いただいたのが最初でした、
企画展「ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち」ただいま開催中!鎌倉市川喜多映画記念館 馬場祐輔さんをスタジオにお迎えしました。
「ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち 」
名優ジェラール・フィリップ(1922-1959)は、1940年代のフランス映画界に彗星のごとく登場し、瞬く間にスターの仲間入りを果たしました。ドストエフスキー原作の『白痴』(1946)ではムイシュキン公爵、ミシュリーヌ・プレールと共演した『肉体の悪魔』(1947)では主人公の青年を演じ、その比類なき美貌と存在感で世界中の観客を虜にしました。やがて舞台でも頭角をあらわすと、どんな役を演じても気品に溢れ、優雅に登場する彼の姿は、”瑕(きず)のないダイヤモンド”と呼ばれました。
そんなフランスの国民的俳優が日本を訪れたのは1953年のことでした。戦後初の大規模な催しとなる「第一回フランス映画祭」のため来日したジェラールは、日本でも熱狂的に迎えられました。このとき川喜多夫妻とも親交を深め、日本の映画や文化に高い関心を示しました。1958年、『モンパルナスの灯』で早世の画家モディリアーニを演じたあと、翌年、彼自身も36歳の若さで急逝。この不世出の俳優の死を誰もが悼みました。 本展では、2022年に生誕100年を迎えたジェラール・フィリップの関連資料を中心に、彼の活躍の前後で欧州映画の黄金期をともに形づくった名優たちの代表作を紹介します。
表紙「肉体の悪魔」共演で同い年のミシュリーヌ・プレールは 2月21日に亡くなりました。101歳でした。
今後の上映作品は モンパルナスの灯、肉体の悪魔、 モリコー映画が恋した音楽家、 太陽がいっぱい など 詳細は HPコチラ
企画展は 4月7日(日) まで
最後に「またとない機会、フランス映画や俳優たち・女優たちのことを全く知らずとも、展示資料の華やかさや時代背景などは 解説パネルにより知ることができるので ぜひお越しください。今後の上映とあわせてぜひ名優たちの活躍を堪能してください。