2024-4-4 木

SSF Explorer 4月4日OA 今日からスタート!

皆様こんにちは!

202444日木曜日、今日は4並びなのですね。勝手に「4合わせ…幸せの日」と思っております。

皆様に良い事が有りますように。

さて、今日からSSF Explorer 謎のコーナースタートしました!

都心からおよそ1時間という場所にありながら、海、山や森など、自然に恵まれた環境の逗子・葉山。

そんな素晴らしい場所に住んでいながら、まだまだ知らない自然や場所が沢山あります。

SSFのSはSea 海、2番目のSはStars 星、そしてFはForest 森です。

この時間は逗子葉山の自然を知って頂くと共に、愛し、守っていくお話をお送りしたいと思います。

短い時間ですが、どうぞよろしくお願い致します。

さて、第1回目の今日のゲストは以前担当しておりましたDaily Zushi-Hayama Fridayから引き続き、

「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生に電話インタビューしました。

引っ越しして1回目の「星空リビング」は・・・。

皆さんおぼえていらっしゃるでしょうか?映画「アルマゲドン」のようなミッションを。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星軌道変更ミッション「DART(Double Asteroid Redirection Test)」。小天体に探査機本体を高速で衝突させ、その軌道を変える実験です。ね、まるでアルマゲドン。

ターゲットになったのは、小惑星「ディディモス」を公転する衛星「ディモルフォス」。NASAの小惑星軌道変更ミッション「DART」では、約500kgの質量を持つ探査機本体を約400万トン (クフ王のピラミッドとほぼ同じ) と推定されるディモルフォスに衝突させて、ディディモスを公転するディモルフォスの軌道を変更することを目指しました。衝突実験は2022年に行われ、その様子は宇宙と地上の両方で観測されました。

その結果、ディモルフォスの公転周期は約33分短縮されましたが、これは事前の予想を上回っていました。ディモルフォスの写真を見ると表面が「リュウグウ」に似ています。どちらも、大小さまざまな岩石が緩く結合した天体で、そのために衝突時の力の伝わり方はかなり複雑で予測困難だったということです。2019年、「はやぶさ2」がおこなった人工大きさのクレーターができたのです。

で、今回は、その衝突の様子をシミュレーションしたというのです。

シミュレーションの結果、ディモルフォスの「かさ密度」(その物質が内包する空間を含めた体積で割って得られる)は本体の小惑星ディディモスとほぼ同じで、岩石同士の結合は相当に弱いと仮定して実行されたものが最も観測結果と一致することが分かり、これは、ディモルフォスを構成する岩石同士の結合力はとても小さく、ごく弱い重力でひとかたまりとなっていることを示しているということです。

ディモルフォスの脱出速度(天体の引力を振り切って脱出できる最小限の運動速度)は、わずか秒速10cm。DARTの衝突で大量の岩石を放出、または移動させました。その結果、全体の質量の約1%が宇宙へと飛び出し、約8%は大幅に場所を移したと。

それだけの影響を受けたディモルフォスの公転周期が33分も短縮されたのでしょうね。影響を受けた衝突後のディモルフォスの様子は、ESA(欧州宇宙機関)の小惑星探査機「ヘラ(Hera)」によって詳細に観測される予定だそうです。

ちょっと、楽しみに待っていましょうね!