2024-4-11 木

SSF Explorer 第2回 4月11日OA

皆様こんにちは!

2024411日木曜日、

SSF Explorer 先週からスタートした謎のコーナー!

都心からおよそ1時間という場所にありながら、海、山や森など、自然に恵まれた環境の逗子・葉山。

そんな素晴らしい場所に住んでいながら、まだまだ知らない自然や場所が沢山あります。

SSFのSはSea 海、2番目のSはStars 星、そしてFはForest 森です。

この時間は逗子葉山の自然を知って頂くと共に、愛し、守っていくお話をお送りしたいと思います。

 

今週は桜が見ごろでしたね。私は桜の花が大好きです。

大岡川

段葛の夜桜

先週は鎌倉の段葛に行き、日曜日は大岡川に行ってまいりました。ここは川面に桜の枝が伸びて美しいのです。

例年は屋台などが出ていてちょっと一杯やりながらのお花見なのですが、今年は天候不順で桜の開花が遅れ、屋台の無いお花見でしたが、十分楽しめました。ここは夜桜もきれいです。

そして、月曜日はお花見ドライブへ行きました。

逗子ハイランドの桜のアーチ

逗子のハイランドここは造成時に植えられた桜が美しく、両側から桜のトンネルになっている所が有り見事です。

そして、段葛へもう一度。前回は雨交じりのお天気でしたが、今回はほぼ満開。

その後、葉山小学校前、滝の坂、湘南国際村と回りました。

火曜日の嵐で散ってしまったかと思いきや、まだ花は残っています。

「願わくば花の下にて春死なん。その如月の望月のころ」西行法師が詠んだ歌で、大好きな歌です。

昨年の森戸海岸でのダイヤモンド富士

そして、今週はダイヤモンド富士が見られるシーズンでした。

富士山が大好きな友人がいるのですが、奥様は彼を「富士山男」と呼んでいます。

この方は、年に2回ダイヤモンド富士が葉山付近でみられる1週間はカレンダーに赤い線を引いて予定を入れないのだそうです。

でも、値千金。ダイヤモンド富士の光景はその価値はありますね。

今週水曜日、今日お話しする場所である真名瀬でダイヤモンド富士が見られる予報で、この富士山大好きなご夫妻と海底熟成ワインを傾けながら待ったのですが、残念ながら雲が多く見られませんでした。

ただ、友人と楽しく過ごせて、心のダイヤモンド富士を楽しめました。

2023年4月10日真名瀬のダイヤモンド富士

このダイヤモンド富士、今日411日は【沈むダイヤモンド富士】1755分頃三浦半島・葉山小磯~長者ヶ崎付近

14日日曜日【沈むダイヤモンド富士】1759分頃三浦半島・秋谷漁港付近

と三浦半島を南下していくとまだ見られます。

因みに、420日土曜日は【沈むパール富士】31分頃三浦半島・葉山小磯~北浜付近(太陽光条件: 夜中(日の出の1時間53分前)

*パール富士(パールふじ)とは、富士山の山頂部と満月が重なって生じる現象です。

 

★さて、今日はゆるりとひとり語り「わたしの好きな場所:真名瀬」

134号線から真名瀬までご一緒にドライブをそんな気分でお送りしました。

目的地「真名瀬」しんなせと読みます。

ここは夏でも海の家も立ちません。小さな浜ですが、眺望は抜群!

真名瀬の夕暮れ

 

それでは、国道134号線なぎさ橋の交差点からご一緒にドライブに出発しょう。

国道134号線鎌倉方面から左にレッドロブスターを見て交差点を右折し、海岸周りの道に入ります。

なぎさ橋カフェの前を通ると、鐙摺という地名が有ります。その昔、現在の道路はなくて、海岸沿いの崖に道が有り、馬に乗ってこの崖を通る際に、急な勾配で鐙がすれて「鐙摺」という地名になったと聞いています。

左急カーブを曲がると右側に小さな浜が有ります。

その先は左側に日影茶屋を過ぎ、右側に葉山マリーナ、その斜め左はホームシアターのカデンツァ。

そのまま進むと左手に「海のホテル」が有り、目の前の有料駐車場の少し奥には海が見えます。

元町三叉路を道なりに行き、森戸橋を渡るとき、右手に少し見える海岸が森戸海岸、さらに進むと右手に鳥居が有ります。ここが森戸神社。正式名称は森戸大明神。鎌倉幕府を開いた源頼朝公が創建した葉山の総鎮守で、頼朝公にまつわる言い伝えも残っています。

森戸神社を過ぎた先は小さなS字カーブになっていて道が狭いので、バスのすれ違いが大変な箇所です。

カーブを曲がると、右手にSNSなどでおなじみの白い建物の真名瀬バス停があります。

このバス停は、地元真名瀬の方たちが、最近、ペンキを塗りなおして美しくお化粧直しをしました。バス停にも地元の方々の愛がこもっているのですね。

その奥には海が広がり、富士山が望めます。

この海岸の特徴は何と言っても抜群の眺望です。

海の向こうに灯台と鳥居の島「名島(菜島)」、その奥に富士山、右手に江の島。

日本の中でもトップの景観だと思います。

日本的な風景です。

今年は残念ながらお天気が良くなかったのですが、ダイヤモンド富士が見られる日はカメラの放列が並びます。

ダイヤモンド富士が見られる日は写真撮影後のカメラマンが、近くの中華料理店一番で喉を潤し、空腹を満たします。その為、ここのご主人は、絶好の場所にいながらダイヤモンド富士を一度も見たことが無いのだそうです。

さて、この真名瀬海岸の特徴は砂浜と岩場も有って、まるで箱庭的な景色です。

大潮の日は岩が多く顔を出します。ここは昔、魚屋さんの生け簀があって今も大潮の日にはその名残が見られます。

最近は、このビーチでSUPスタンダップパドルボードを楽しむ方もたくさんいらっしゃいますが、真名瀬は漁港ですので、漁港エリアに入らない事、岩場も多く規制区域が有りますので、マリンスポーツは注意が必要です。

真名瀬はビーチコーミングも楽しい場所なのですが、この頃、シーグラスなどは余り見かけなくなってしまいました。

真名瀬の海岸に座って、ひがな海を眺めている。そんな1日が有っても良いのではないでしょうか?

真名瀬から見た葉山の花火

浜に降りる階段は4ヶ所あります。

一つ先の柴崎バス停にはお手洗いも有ります。

この海岸は、夏は海の家も有りません。また、バーベキューは禁止です。

葉山の海岸は、森戸海岸~真名瀬海岸~芝崎海岸~三ヶ下海岸~葉山御用邸や潮騒公園の目の前、(CNNの世界の厳選ビーチ100にも選ばれた)一色海岸~地形的にもチョコンと飛び出した小磯の鼻~大浜海岸~長者ヶ崎海岸が有ります。

わたしの好きな場所。今日はご一緒にドライブ気分で「真名瀬」をご紹介しました。