2017-11-1 水
特別編 第45回東京モーターショウ レポート。
先日無事に閉幕した第45回東京モーターショー。
会期中は 約77万名の来場者がありました。
今回のショーは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに、
全ての国内メーカー14社15ブランド及び海外メーカー13社19ブランドを含む153社・団体が出展、
多くのワールドプレミア・ジャパンプレミアを含む380台が展示されました。
三菱自動車は、次の100年に向けた新たなブランド・メッセージ “Drive your Ambition”も発表した10日間の東京モーターショーでした。
今日、自動車は従来の「走る・曲がる・止まる」の移動手段から「人と繋がる」進化の真っただ中、
単なる移動手段からインフラモビリティへ…。
そんな中、三菱自動車のブースでは、近未来的な斬新なデザインのEVコンセプトカー、
MITSUBISHI e-EVOLUTIONCONCEPTがステージ中央、
その隣には来春発売予定の赤と白の目を引く二台のスタイリッシュなコンパクトSUVの「エクリプス クロス」が展示されていました。
来春発売のこの「エクリプス クロス」は、走り優先の純粋スポーツカーだった「エクリプス」と
スタイリッシュなSUVをクロスオーバーし「エクリプス クロス」と命名されたとの事。
コンセプトが「スタイリッシュ・コンパクトSUV」とのことだけあり、
深く強めのキャラクターラインによるウェッジシェイプなボディーラインとリヤウィンドゥ&テールゲートを
直線的に落とし込みリヤオーバーハングをぐっと切り詰めたリヤウィンドゥにより
ダイナミックで且つシャープなボディーラインが一際印象的なSUV。
デザイン的な特徴は、リヤウィンドゥを上下に分割する事で立体的に、
又チューブ式のLEDテールランプとハイマウントストップランプが一層リヤビューを個性的に演出。
フロントマスクは最近の三菱車に共通のデザインで統一され、
このクルマが兄貴分のアウトランダーとRVRの中間に位置することが覗えます。
インテリアはスポーツ&SUVを意図するに相応しいブラックとシルバーのモノトーンでまとめられ
スパルタンな印象と共にシックな雰囲気も漂っています。
インパネの特色は、航空機を連想するHAD(ヘッドアップディスプレイ)、
これにより運転中ハンドル正面のフロントガラス下部にクッキリと速度等のインパネの情報が写し出され目線を変える事無く
メーター等の視認が可能となりました。
特に目を引くのは、シフトレバー横のセンターコンソールに配置の①タッチパッドコントローラー、
これはダッシュボード中央に配置されている②SDA(欧米を意識したApple car play 等のICT )にスマートホンをジョイントすることで、
手元でスマホを操作する如くSDAの画面をコントロール出来るコネクテッドカードとしての設備が備わっています。
搭載パワートレーン1.5Lは小排気量ですが、従来の2.4Lクラスのエンジンを凌ぐ性能で中低速域のトルクは太く、
8速スポーツモード(S-AWC) 付のINVECS‐ⅢCVTミッションとのマッチングによりキビキビとした走りが約束し
ステップアップシフト制御によりCVT特有のアクセルを踏んだ時にエンジン回転が先に上がり
次に加速が始まるというタイムラグを抑えドライバビリティの向上を実現。
エクステリアで目に止まったのが、ドア下部のサイドガーニッシュの構造。
通常のクルマは車体側にガーニッシュが付く為、雨天走行時サイドガーニッシュに泥などの汚れが着くことで、
乗り降りの際に足に汚れが着くことが有りますが、エクリプス クロスではドアとガーニッシュが一体の為、その心配は無用。
そんな、最新技術と斬新なデザインを持つスタイリッシュ&コンパクトなSUV「エクリプス クロス」。
三菱のお家芸、伝統の4WD技術で、走るステージを選ばず都会からオフロードまでオールラウンドカーである事は云うに及ばず、
最新のIOT技術のコラボレーションでスマホの様な手軽な操作で色々なアクションが可能な新時代のSUVと感じました。
“Drive your Ambition”SUV「エクリプス クロス」。
週末は都会から抜け出し、青い空と美味しい空気を家族や恋人と感じに出かけたくなるSUVです。
(S・SUZUKI)
一つ新しい記事
ウインドサーフィン学習