2025-1-2 木
SSF Explorer 第40回 1月2日OA(星空リビング)
2025年元日。朝焼けの富士山
今年最初のSSF Explore
皆様 あけましておめでとうございます!
いよいよ、新年ですね。元旦はいかがでしたか?
今回は、新年初回ということで、今年の天文現象をさっくりお伝えしようと思います。
2月1日 土星食(白昼)
2月10日 火星食(明け方低空)
6月30日 火星食
9月8日 皆既月食
11月末~12月初旬 土星の環 消失
と、いろいろありますが、2月1日の土星食は昼間の現象になるので、チョット難しいですね。ということで、一番の見所は、皆既月食と「土星の環の消失」でしょうか?
皆既月食は朝方です。
がんばって、早起きしましょう!!
西の空に沈む月が月食になります。西が海岸の逗子は、絶好の観測場所になるでしょうね。
土星の環は、2024年からだんだんと傾きが変化していて、天文台に行って覗いてみてもだんだん、だんごに串が刺さっているような状態になって、先日も土星を観測してみたのですが、相変わらず串団子でした(笑)
コレは、土星の環が氷の粒や岩石からできていて、とても薄いからなのです。薄くても面の部分が太陽の光を受けて反射すれば、皆さんがご存じの土星の環になるのですが、薄い紙を真横から見たら、見えなくなるのと同じことになります。
それが、11月下旬から12月初旬にかけて。
天体望遠鏡を持っていたら、ぜひものです。この現象は、約15年周期に見られますが。やはりまれな現象ですので、このチャンスに見ておきたいものです。
そして、今年の運試し「しぶんぎ座流星群」。
毎年1月4日辺りに見られる流星群です。
しぶんぎ座は、今はもうない星座の一つですが場所としては、うしかい座とりゅう座の境界あたり。といわれてもまだわかりませんよね。
北斗七星の柄の先の方の星を、水が出る方向にあります。
今年のピークは4日の0時。月齢4の月は影響がなく、観測には良好です。ただし、ピーク時の輻射点がまだまだ低いので、見頃は4日の2時くらいから明け方。
何個みられるのか???
ぜひ、やってみてください!
この日は撮影が入りました。
じゅんこ先生ととてもキュートな取材クルーの方。
じゅんこ先生の「二拠点生活」詳細は後日。