2025-4-26 土

「市長町長県議インタビュー」第13回は逗子市の桐ケ谷市長

今年度第1回のこの時間は逗子市の桐ケ谷市長をお迎えしました。

                        

昨年度は逗子市市制70年記念事業で盛り上がりましたね。  市制70周年記念誌も刊行されました。市制70周年記念事業の写真や記事、2015年度から2024年度の出来事など 全109ページで綴られています 。図書館や市民交流センターで閲覧できます。

逗子市のHPからも!

 

                

お伺いした内容をピックアップしますと・・

●今年度の方針ですが、引き続き、市民の方に「暮らし続けたいまち」「選ばれるまち」を目指して、取り組んでいきます。

・まず、「選ばれるまち」ということで、逗子で子育てする人への応援が大事と考えており、現在、教室に行きづらい子のために、支援教室の充実を図っています。 この取り組みは令和5年度に中学校1校をモデルとして開始し、昨年度は中学校3校小学校1校に拡充しました。支援教室に通う子どもたちから「学校に行きやすくなった」「友達ができた」などの声があり、学校に登校ができるようになったり、教室に行けるようになった子どもたちがいます。学校の中に、安心できる居場所があるのはとても大事と感じています。今年度は全市立小中学校8校に設置してまいります。 その他では、体験学習施設スマイルを使って、学校やフリースクールなどにいけない子どもたちの居場所づくりや、不登校の子どもたちの保護者へのフォローも検討していきます。

・また、市民の皆さまからの声を受けて、今年度、小坪2丁目県有地(通称はげ山)を取得し、公園として整備をしていきます。開園は令和9年度になりますが、逗子市に新たな公園ができるということは喜ばしいところであります。

・その他には、災害対策として、大規模災害時の発災後3日間の備えを充実させていきます。 

●リスナーさんからの質問です。

①東逗子の再開発が行われる予定であったのが、市議会の予算見直しの為にペンディングとなったと聞いています。 こちらの件に関し、今後の予定と市長のお考えをお聞かせください。

②京急逗子・葉山駅周辺の改善です。観光客の視点に立てば、観光案内機能がなく、南口には係員もなく無人です。観光協会から、もしくはボランティアで案内人を配置したらどうでしょうか。

※前回、リスナーさんからの質問のあった、神武寺、池子側入口の通行止めについては、 専門家による調査で安全性が確保されたため、2025年2月6日に通行止めを解除しております。山道ですので、引き続き、注意して通行してください。

●防災行政無線の放送が今月から午後5時に変更となりました。逗子市歌のメロディーが流れますが、番組では  逗子市広報大使の山田姉妹の歌う「逗子市歌」をお聴きいただきました♫

●さて 逗子海岸花火大会は すでに来月22日開催に向けて進んでいます。 今年は、シート席を、昨年の384区画から120区画増やし、504区画に拡大して、多くの方にゆっくり見ていただけるよう準備しています。 そして、カメラマン席にも変更があります。 花火を正面で撮りたいという声をいただき、昨年の東浜よりの場所から、海岸中央近くに移動しています。ぜひ、いい場所できれいな花火をお撮りください。 ・なお、今年から、返礼席申込の時点で、席・シート区画を選択できるように変更しておりますので、ぜひ、早めに申し込んでいただき、好きな席を選んでいただければと思います。カメラマン席も同様に選んでいただけます。なおこれらの席ですと、特設のトイレが設置されるので 長時間並ばなくてもよいそうです。

4月21日18:00現在での、一般供覧返礼席の受付状況ですが ●イス席 30%  ●シート席 77%  ●カメラマン席 42% 

昨年に続き、ふるさと納税返礼席も受け付けていますので、市外にお住いの方はぜひご検討いただければと思います 引き続き多くの方のご支援をお願いします。お申し込みは 逗子市観光協会窓口またはHPコチラ

●今年の2月、「逗子海水浴場の運営に関する検討会」より、2024年度中の課題等について報告を受けています。 それを踏まえ、今年度のルールについて、検討をしました。 具体的には、昨年に引き続き、夕涼みのニーズを踏まえ、試行的に営業時間変更や条件付きイベント実施などですが、海の家の試行的イベントについては、昨年はジャンルが音楽イベントに偏ってしまったため、音楽イベント以外のさまざまなイベントの試行を逗子海岸営業協同組合と検討しています。 試行的に海の家の閉店時間を期間を区切って停止条件付で20時から21時にすること、 条件付きで海の家でのイベントの試行を行うことなどです 。海の家での試行的な取組の周知を強化して、より多くの市民の方に今の逗子海水浴場をご覧いただき、ご意見をいただけるよう努めてまいります。

・その他、毎年取得している国際認証のブルーフラッグについては認証見込みですが、今年はブルーフラッグをより多くの人へ伝えるため、「ブルーフラッグリーダー養成講座」を開催し、ブルーフラッグについて、説明して広められる人材の増加を目指しています。 

4月25日~5月6日まで開催の大人気!逗子海岸映画祭についても応援している市長。市民割引もありますのでチェックを!

●最後に市長から

逗子では、海岸花火大会の準備が着々と行われています。 昨今、人件費高騰、物価高騰、その他さまざまな理由で花火大会が行えない市町村が増えている中、逗子は多くの皆様のおかげで開催にたどりつけたのだと思います。 海あり、山あり、自然が魅力の逗子でありますが、この花火大会をみんなで作り上げていくという、逗子の人と人とのつながりも、逗子の魅力だと感じております。 この逗子海岸花火大会が無事に開催され、多くの方に楽しんでもらいたいと心から願っています。