2025-7-4 金

SSF Explorer 第66回  7月4日(星空リビング)

「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

「おうし座の両目が輝く日」

この時期21時くらいには、赤い一等星のアンタレスが南の空に輝きさそり座が確認できます。

そこから顔を天頂に向けると「夏の大三角」が見えます。

こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ。まさに夏の夜空です。

そして、夜中を過ぎると、今度は秋の星座たちが南の空に見えてきます。

その中には土星もあります。土星は惑星なので毎年季節ごとに決まったところに見えるわけでは有りません。今はクジラ座の尻尾辺りに見えています。

さらに時間が進むと南の空にすばる(プレアデス星団)が昇ってきます。

その後を追うようにおうし座が頭を出し、赤いアルデバランも昇ってきます。

そう、もう冬の星座です。

今年7月13日早朝(3時ごろ)というピンポイント情報です。

いつもはおうし座の右目にアルデバランが光っていますが、この日だけ左目も輝きます。

おうし座の左目辺りに金星がいるから両目が輝くのです。

そして、今年もみずがめ座デルタ南流星群が7月12日~8月23日の間で見えます。

ピークは7月31日ごろです。