2025-7-26 土
「市長町長県議インタビュー」第16回は桐ケ谷覚市長
今年度第4回のこの時間は逗子市の桐ケ谷市長をお迎えしました。
お話いただいたテーマをピックアップしますと・・
●6月27日逗子海水浴場の海開き式をしましたが、多くの小学生が元気いっぱい、海に飛び出していきました。海開きしてから すでに1か月。7月20日時点で来場者は昨年より 約1割アップとのこと。
今年度も引き続き、試行的取り組みを実施します。 海の家の営業時間について、日中の暑さを避け、夕涼みのニーズが高まっていることから、地域住民の生活環境や海水浴場内の風紀を維持しつつ、市民をはじめより多くの方に海水浴場に親しんでもらい、魅力を高めていく方策となり得るのか検証するため、8月1日(金)から8月17日(日)まで、原則20時閉店を21時閉店とします。 海の家の試行イベントについて、来場者減少等の課題があることから、地域住民の生活環境や海水浴場内の風紀を維持しつつ、ファミリービーチとしてふさわしいのは、どのようなイベントかを検証するため、実施しております。7月は11回のイベントが企画され、実施されているところです。8月も9つのイベントが開催予定。市民の皆さんも、日中は暑いので、日が落ちてきた頃、逗子海岸に夕涼み来てはどうでしょうか。 音楽イベントの日なら、静かな音楽と波音を聴きながら、海辺でご飯を食べるのも気持ちいいと思います。
●7月1日には 津波避難訓練も行われました。
今回の訓練でも、「今、津波が来るとしたらどこへ避難するか」を意識啓発することを目的に実施しました。 避難場所はどこなのか?経路は?所要時間は?など、事前に調べて把握しておくことが大事であります。 逗子海岸では、最大10.4m、最短10分で津波が来ることが想定されており、今回の訓練でも、避難場所(東は蘆花記念公園、西は披露山公園)まで、海の家関係者も含め実際に徒歩で避難しました。
海水浴シーズンに地震が発生した場合は、ライフセーバーや海の家関係者による避難誘導が不可欠となるため、今後も継続し実施していきたい。 参加人数260名(前年度200名) (見えてきた課題) 、避難場所までの誘導標示や、地元住民による誘導の必要性を感じています。
●4年連続で国際環境認証「ブルーフラッグ」取得にあたり、7月8日にブルーフラッグ養成講座が開催されました。
当日は、50名ほどの参加があり、海の家従業員やライフセーバーなどの日常的に逗子海岸で活動している団体の方だけでなく、この取り組みに興味を持った学生や近隣住民の方の参加もありました。この講座を通じて、受講者が核となってさらにブルーフラッグをはじめとした環境保全活動が活発になり、様々な方の協力のもと、 美しい逗子海岸を継続して保全していきたいと考えています。
●この夏はさらに猛暑が続いています。昨年からですが、危険な暑さで健康に重大な被害が生じることが予想されるときは、「熱中症特別警戒アラート」を発表するようになりました。
アラートの発表は、前日の夕方までに市のホームページや逗子市公式ラインなどでお知らせしますので、外出はなるべく避けて冷房の効いた涼しい場所で暑さを避けてお過ごしください。 また、アラートが発生した時は、「クーリングシェルター」を開設します。 「クーリングシェルター」とは、暑さを避けて休むことができる誰でも利用できる施設を指しますが、アラートが発表された時、やむを得ず外出していたり自宅に冷房施設が無いときはご活用ください。 逗子市のクーリングシェルターは、市役所や図書館、逗子アリーナ、沼間・小坪コミュニティセンターなどを指定していますが、施設の休館の日や時間は利用できないので、ホームページなどで確認してからご利用なさってください。→「熱中症アラート」とは異なります。
以下リスナーさんからのご意見・ご質問について 丁寧にご回答くださいました。
①(逗子海岸に向かうシンボルロード沿いに住んでいらっしゃる逗子在住のリスナーさんから)今年は海開き直後からたくさんの方が海水浴を楽しみにいらっしゃいますが 海岸に向かう住宅街であるシンボルロードを歩いている時から >> 時々マナーがよくないな、と思われる方がいます。どうしたら よいでしょうか。
②JR逗子駅周辺の渋滞対策はないでしょうか。水道道から駅に向かって右折できるようになったらokストア近辺の渋滞を回避して久木、鎌倉へ行けるのですが・・
③今年度の方針で「暮らし続けたいまち」「選ばれるまち」をめざして取り組んでいくということですが >> その中で「いくつになっても元気で安全なまち」逗子市がめざす高齢者にやさしい社会を改めて教えてください。
④葉山在住ですが 逗子海岸に近く、昔から騒音に迷惑しています。時折、車で通っていると、対向車がスレスレの所まで近寄ってきたりします暴走族、もしくは、排気音が大きい車や二輪について、市としての取り組みは行っているのでしょうか?警察は、神奈川県警察か、市区町村の警察か、管轄が分かれているかもしれませんが、市としての管轄で、暴走族等の取り締まりなどを行う事ができるでしょうか?
●逗子市非核平和都市宣言から71年。これまでも非核平和の取り組みを行ってきました。 そして今年も逗子市共催で14回目の開催となるずし平和デー。8月7日~12日の6日間で9つのイベントを開催します。
今年は戦後80年の節目の年を迎えることもあり、今年のずし平和デーのオープニングセレモニーでは戦争を経験し、戦後の逗子の復興に尽力された103歳の三田村鳳治さんからお話をいただき、貴重なお話を後世に残し、HPで閲覧できるようにと考えています。
このずし平和デーが大勢の方々にとって、平和について考えるきっかけとなることを願っています。
また逗子市では平成3年から平成29年まで広島、長崎、沖縄に中学2年生を対象に逗子市ピースメッセンジャーとして、述べ502人派遣しました。 財政状況によりピースメッセンジャーの派遣は廃止しましたが、今年は平和デーの一つの企画として、広島、長崎に派遣された先輩ピースメッセンジャーが中心となり、小学校5~6年生、中学校1~2年生を対象に戦争の悲惨さや平和の大切さ学び、逗子から平和を発信するピースメッセンジャーワークショップを企画しました。8月11日10時~12時 逗子文化プラザさざなみホールにて。まだ定員に空きはあるので、対象の方は奮ってご参加いただきたいです。
詳しくは「2025ずし平和デー」で検索を!
●最後にリスナーさんへ
これからますます暑くなりますので、体調管理には十分気を付けてお過ごしください。
さて再放送は 7月29日(火)18時~ その後HPでアーカイブ音源としていつでも聴くことができますよ!