2026-4-10 金
SSF Explorer 第106回 4月10日 「流鏑馬」伝統を守るために(公社)大日本弓馬会 常務理事 瀬端祐也さん
今日は流鏑馬のお話。
公益社団法人大日本弓馬会常務理事で教場長の瀬端祐也さんにお越し頂きました。


日本の伝統武芸である「流鏑馬」馬に乗って弓を引く武芸と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、流鏑馬は「世の中が平和であります様に、穀物が沢山採れます様に、人々が幸せで有ります様に」神様に祈る神事…祈りなのです。
昨今の国際状況を考えると、大切な行事だと思います。
その為、日本の大きな行事にも「安全と成功を祈って」流鏑馬が行われています。
東京2020オリンピック・パラリンピックでは2021年7月に明治神宮で、昨年の大阪関西万博でもテストランの期間に「安全と成功を祈って」流鏑馬が行われました。
また、今年は午年ですので、ご要望が有り、川崎フロンターレの始球式ならぬ「始弓式」も行い、会場が大いに沸きました。
流鏑馬をやっている方は専門にお仕事で「流鏑馬」をやっていると思われがちですが、
「生業にしてはいけない」という決まりがあり、門人さんは中学生、高校生~皆仕事を持っていて、学校やお仕事がお休みの毎週日曜日に練習しています。
毎週日曜日のお稽古なので、ご家族の方のご理解も欠かせません。
ダイナミックかつ美しい流鏑馬。
全速力で走る馬の上で、手綱を離して弓を引くという事は、危険を伴い、命懸けで行う、その昔、高級武士のみが出来るものでした。
現在も伝統と技術を受け継ぐ皆さんは、その為にたゆまぬ努力…練習をしています。
大切な練習場所なのですが、当然の事ながら馬が走る場所…広さと設備が必要です。
令和6年9月まで鎌倉深沢の教場を市から借りていましたが移転して、現在は遠く御殿場で練習しています。
門人さんは毎週日曜日に休むことなく練習を重ねています。その為にはご家族のご理解も欠かせません。
晋道も見学に行きましたが、富士山が近くに見える素晴らしい環境でした。

しかし、門人さんにとっては混雑する東名高速を往復移動しなければなりません。
時には渋滞で3時間以上かかる事もあったそうです。
そして、この度、悲願であった「鎌倉教場」が出来ることになりました。
しかし、ここは現在荒れ地になっていて、練習するための馬場を作るには大変な資金がかかります。
そこで、クラウドファンディングに挑戦中です。
神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
日本の伝統技術を受け継いでいくためには、たゆまぬ努力が必要です。
800年の伝統を守っていく事は簡単な事では有りません。
日本の流鏑馬の団体は数多くありますが、多様性を大切に一つの流派だけでなく、「流鏑馬」が長く受け継がれていくように願っています。と瀬端さん。
多くの方に知って頂きたいです。
公益社団法人大日本弓馬会 webサイトは






