2026-7-17 金
SSF Explorer 第120回 7月17日「星空リビング」
◆今週のライフセーバー電話インタビューは、葉山森戸海岸の葉山ライフセービングクラブ理事長加藤智美さん。
今週は人でも多く、気温、水温共に高め。
三連休を前に気を付けて頂きたい事を伺いました。
葉山では、防波堤からの飛込による事故が立て続けに起こっています。
海開きしている海岸では有りません。
また、防波堤は日によって深さも違いますし、下に岩場などが有ったり、大変危険です。
盛り上げって飛び込んでしまうと、大怪我につながる場合が有ります。
その後の人生に影響が出る場合も有りますので、防波堤からの飛込は絶対にしないでください。
★逗子葉山の全海岸は子供用ライフジャケットの無料貸し出しを行っていますので、ご利用ください。
◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。
今週は月火水と福井に行ってきました。メインは恐竜博物館だったのですが、その近くの南六呂師にも行ってきました。ここは、大野市東部に広がる六呂師(むろし)高原に位置し、2023年には美しい星空環境が評価され、国際ダークスカイ協会(IDA)により星空保護区の認定もされました。アジア初となる「アーバン・ナイトスカイプレイス(都市近郊の星空保護区)」という部門です。
星空保護区といえば、私が地域おこし協力隊で行っていた、岡山県井原市の美星町も2021年に星空保護区の認定を受けました。コチラは、アジア初の「コミュニティ部門」。日本には全部で4箇所が認定されています。2018年3月、沖縄県・八重山諸島に位置する西表石垣国立公園が、国内初の「星空保護区」に認定されました。アジア全体で2番目、世界では59番目の「ダークスカイ・パーク」となりました。(星空保護区全体では96番目)。
2020年、東京都の離島である神津島が、「ダークスカイ・アイランド」に認定されました。沖縄県の西表石垣国立公園に続く日本で2番目の星空保護区です。そして、3番目に認定されたのが、美星町。実は、今回訪れた大野市の南六呂師で星空保護区コンプリートなんです!
それぞれ、部門の違う認定なのですが、日本もまだまだ暗い場所あるということです。
ただこの頃は、熊さん問題がありますので一人や少人数で山の中に入るのは危険です。保護区では、ガイドさんに星空案内をお願いすることができます。指定された場所がありますので地元の方とそう言う場所で観察するのがいいですね。どこか一番?と聞かれるかもしれませんが、私の中で、星空保護区以前に、石垣島で見上げた星空がすごかったことを思い出します。石垣島の電波望遠鏡の近くで、灯りのないアスファルトに寝転がって星空を見たとき、宇宙に漂っている錯覚に陥りました。それから、石垣島には「サガリバナ」という一晩だけ咲く「幻の一夜花」があります。糸でできたような花で、そのまま散って水面に浮かぶ姿も美しいのです。夕方に咲き始め、朝日が昇る頃には散ってしまうその花が川に落ちて他姿をカヌーで見に行くツアーもあります。6月下旬から7月中旬がベストです。石垣で仕事していた時期だったと思います。その花を石垣の友人たちと見に行こうと夜、車で北部へ行ったのです。サガリバナの原生林は北部の方にあります。到着して、車を降りて、ふと空を見上げたら、スゴイ星の数でみんな唖然。花を探そうと歩いてみたものの、星が気になって(笑)。サガリバナの旬の終わり頃天の川がテッペンに近かったので、夜中12時ぐらいだったのかも。みんなで、天の川がつぶつぶに見える!!!って騒いでました。本当につぶつぶに見えたんですよ!それほど暗かったのです。神津島も良かったです。視察も兼ねて一人で行ったのですが、夜は、ガイドさんをお願いして、星空案内をしてもらいました。集合場所の広場に行くと、ガイドさんがまっていてくれるのです。そこは昼間は図書館で飲み物の自販機やトイレもあって。私は3月に行ったので一人だけでしたが、コチラも南の島ですから夏の観光シーズンは人が多いと思います。
大野市は、晴れを期待してませんでした。当初、天気予報ではくもりとか雨のマークで。
それでも双眼鏡や折りたたみ椅子や敷物、ダイソーで手に入れた、強力ライト。光を細くできるので、星を指すポインターとして使えるのです。持っていきましたよ。で、いってみたら、ずっと晴れ!夜も多少の雲がありましたが、天頂はなかなかの星空!。少し雲があると町の灯りを反射して、空が明るくなりますが、それでも、天の川見えるか!?って感じでした。金星が明るく、途中で国際宇宙ステーションも見えました。熊さんがこわかったので、車の近くでお菓子は食べず、観察と撮影をしていました。すごい夏休みって感じでした!
最近また、はやぶさ2の話題がのぼっていますね。トリフネにフライバイしたと。
「探査機「はやぶさ2」は、2026年7月5日18時30分(日本時間)に小惑星「トリフネ」へのフライバイ(高速通過観測)に成功しました」
フライバイとは探査機が特定の天体の周回軌道に入らず、その近くを通り過ぎる飛行を指します。通過の主な目的は天体の観測やデータ取得です。
はやぶさ2」は地球から約9400万km離れた位置でトリフネを通過しました。カメラで捉えられたトリフネの姿は、最接近1秒前でもピントもあって、2つの天体が合体した「接触連星(contact binary)」という形がはっきりと確認できます。イトカワはこの合体したものが時間をかけてそのくびれが埋まっていったと考えられています。つまりイトカワと比較しても合体後比較的若い状態である可能性が指摘されています。
また、小惑星のフライバイ探査においてレーザー高度計(LIDAR)の計測に成功したのはおそらく世界初とされており、将来の地球防衛(プラネタリーディフェンス)につながる大きな技術実証となりました。
プラネタリーディフェンスといえば、DART(二重小惑星軌道変更実験)ですね。:2022年に探査機を小惑星「ディモルフォス」に衝突させ、実際に軌道を変えることに成功した歴史的な実証実験です。
小惑星「トリフネ」の名称は、2023年12月から2024年5月にかけてJAXAなどが実施した一般公募によって決定されました。実は、日本の神話からきています。
そして、はやぶさ2はどこへ???
「はやぶさ2」は現在、拡張ミッションを進行中で、2031年7月に最終目的地である小惑星「1998 KY26」へ到着することを目指し飛行しています。今後は2027年と2028年に地球スイングバイを行い、さらに小さな天体への精密誘導や高速自転の観測に挑む予定です。小惑星「1998 KY26」は、地球と火星の間の軌道を公転している地球近傍小惑星。直径11メートルほどの非常に小さな天体で、自転周期が約5分と極めて速いのが特徴です。スイングバイ(Swing-by)とは、宇宙探査機などが惑星などの天体の重力(引力)を利用して軌道を変更し、速度を上げたり下げたりする航法です。重力アシストとも呼ばれ、推進剤(燃料)を大幅に節約できるため、遠くへ行く宇宙探査には欠かせない技術となっています。
来年、スイングバイをするころまたニュースになるでしょうね。






