2018-5-11 金

5月11日 OA

◆「星空リビング」かわいじゅんこ先生

おととい、北海道から帰ってきました。

芦別市という内陸の方の町です。移動式プラネタリウムを開催してきました。星空観察会もやる予定でしたが、その日はあいにくのお天気でした。でも、翌日の夜の星空は美しかったですよ。

そこで、驚いたのは、北斗七星の高さ!

いつも見上げている星空の北斗七星とは違って、顔を真上に向けないと見えないのです。

苦しくなるほど見上げてやっと見えるのです。

石垣島で見た北斗七星と芦別で見た北斗七星はまったく違って、地球は丸くて場所が変わると星の見え方も変わるなあというのを実感しました。

 

北斗七星は、星を探すために便利な星の並びです。

まずは、北を教えてくれる「北極星」を見つけられます。

ひしゃくの形の水を汲む部分ありますよね?その端っこ二つの星の間隔を水が出る方に5倍するのです。すると「北極星」が見つかります。

 

今度は、柄の部分を使います。少し曲がったこの柄を曲がった通りに延長していくと、黄色っぽくて明るい星にぶつかります。これは、うしかい座の1等星「アルクトゥールス」と言います。更に、延ばしていくと白い星にぶつかります。こちらは、おとめ座の1等星の「スピカ」です。更に曲線を延ばすと、小さな台形を見つけることができると思います。これは「からす座」。このからす座の下には、みなみじゅうじ座があって、石垣島では、今頃まだみなみじゅうじが見えるのです。

なんか、不思議ですよね???