2019-2-22 金

2月22日 OA

今日は猫の日です。

マガジン掲載店プチネコルさんにご出演頂きました。

◆マガジンショップリスト掲載店petit necolオーナーの渋谷ジャンマークス典彦さんと店舗スタッフの佐藤元代さんにお越しいただきました。

私も猫は大好き。新逗子駅のすぐそばにあるお店もずっと気になっていました。

今日はおすすめ商品を沢山お持ちくださいました。

猫好きにはたまらない、作家さんものや、Tシャツ、ヤマネコ保護にも役立つヤマネコグッズ、さらにはおしゃれなライフルペーパーなどホワイトデーや入学祝にもピッタリなギフトグッズも沢山あります。

猫好きはもちろんのこと、猫好きでなくても楽しめるお店です。

petit necolプチネコル

住所:逗子市逗子6-5-1ホワイトグレー五番館、小笠原学園さんの向かい。京急新逗子駅南口徒歩2分。

電話:046-845-9021

3月から水曜日が定休日になります。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

にゃんにゃんにゃんで、猫の日ですね!!!わたしはネコ派でございます。今は飼っておりませんが・・・。はるみさんから「ねこの星座はありますか?」という質問がありましたので、今日は、猫の星座についてお話ししたいと思います。

星座では、ねこはねこでも「やまねこ座」。この星座、ドイツの天文学者ヘベリウスによって17世紀になって作られました。
 1718世紀に作られた星座は大方「見つけにくい」 「分かりにくい」と評判が悪いのですが、ヘベリウス自らが「ここに山猫の姿を見出すには,山猫のような鋭い目が必要だ」と書き残しています。
 やまねこ座には 3.1等のα星以外に明るい星はありません。しかし、星座の面積はお隣のふたご座を上回っています。広大なスペースに暗い星々が散らばっているわけです。

けれど,もちろん星座を繋ぐことが不可能なわけではありません。山猫の目を持ち合わせていない方でも,ぎょしゃ座の中を流れる銀河がくっきり見えるような空の暗い場所なら,やまねこ座の星々を確認できます。
おおぐま座」と「ふたご座」の間には開けたところがあります。
この位置にあるのが、やまねこ座で、全体としては、やまねこの姿を比較的直線的に並んだ星々で描いています。

 

 一般的には,「やまねこ座 は近世に入って作られた星座で結びつけられた神話はありません」と紹介されますが,ローマ時代の詩人オービットが,その著書『Metamorphoses』で紹介するケレス(ギリシア名:デメテル)の物語を,「やまねこ座」 の神話としてご紹介しておきましょう。(参考『The New Patterns in the SkyStaal

 農業の女神ケレスには,プロセルピナ(ギリシア名:ペルセフォネ)という娘がありましたが,プロセルピナは,冥界の王プルト(ギリシア名:ハデス)に見そめられ,連れ去られてしまいます。

 ケレスは娘を捜しまわりましたが手がかりは見つからず,悲しみに打ちひしがれます。農業の女神が仕事をしないため,作物は育たず地上は荒れ果て不毛の地となってしまいました。
 やがてケレスは,プロセルピナが冥府の王の妻として地下で暮らしていることをつきとめますが,プロセルピナは既に冥界の女王。簡単に地上へ戻るわけにはいきません。
 ケレスに同情したジュピター(ギリシア名:ゼウス)は,プロセルピナは半年を夫と共に地下で暮らし,半年を地上で母と共に暮らすよう取り決め,作物が実る夏と,作物が育たない冬ができました。

 この取り決めになだめられたデーメテール(ケレス)は,ペルセフォネ(プロセルピナ)を探す旅の途中で立ち寄ったエレウシスの王子トリプトレモスに、竜のシャリオをお伴に未開墾の土地へ収穫の種、麦を播くよう命じました。
 トリプトレモスはシャリオと、リンクス(Lyncus)王が住むシジア(黒海・カスピ海の北東部の地域)へたどり着きます。トリプトレモスがリンクス王へ「女神ケレスの命により,あなたの土地へ撒かれるべき種を持ってきた。この種は見事な収穫をもたらすだろう」と話したところ,欲深いリンクス王は,この天からの贈り物を独り占めしようと考えました。
 リンクス王はトリプトレモスを最高のもてなしで歓待して眠らせ,剣を抜きます。しかし,剣がトリプトレモスの体に突き刺さろうとした瞬間,リンクス(Lyncus)王はケレスによってやまねこ座 (リンクス:Lynx)に変えられたのでした。

 こうして強欲で残忍な罪を犯したリンクス王は,罰として暗い空の一部分に身を置き,誰にも気づいてもらえず寂しく過ごすことになったのだということです。