2019-4-27 土
Daily Zushi-Hayama Friday 4月26日OA
◆「臺さんの美味しい戯言」臺 佳彦さん。
残念ながら今日が最終回でした。
◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生
隔週でしたが、またちょっと変則スケジュールになりまして、2週空いてしまいました。
その間に、いろいろな話題がありましたね。
はやぶさがリュウグウに、人工クレーター作りに成功しましたね!!!
小惑星の地中にある砂や石は、太陽光や放射線の影響が少ない多恵に風化しておらず、太陽系が誕生した46億年前の水や有機物が「新鮮」な状態で残っていると考えられています。
地球に生息している、様々な生命の元になった生命の元にあった水や有機物はリュウグウと同じタイプの小惑星が太古、地球に多数衝突した際に運んできたとう説があります。
そこで、リュウグウの中を調べて、地球の水や酸素と同じタイプであれば、小惑星由来説が強くなるということです。地球のルーツが解明されてくるということです。
そして、なんといっても「ブラックホール」の写真!!!正確には、ブラックホールシャドウといいます。
ブラックホールを画像で見ることができるなんて思っても見なかった!記者会見のときはドキドキしました。
世界同時発表ということで、日本では22時7分でしたか?驚きましたね!まるでドーナツ!真ん中は黒くて、やっぱりブラックだ、みたいな。(笑) そして、美味しそう・・・。今回撮影されたのは、おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホールです。このブラックホールは、地球から5500万光年の距離にあり、その質量は太陽の65億倍にも及びます。
あの写真の黒いところは「ブラックホール」ということわかりますが、あの周りで輝くのは???あれは、ブラックホールシャドウといいます。
光がある距離以上にブラックホールに近づくと、光はブラックホールの重力にとらえられ、ブラックホールを周回しながらやがてブラックホールに吸い込まれてしまいます。その距離よりも遠い位置を通過する光は、進行方向が曲げられるため、本来は地球に届かない光も地球に届くようになります。(下)地球に向かってくる光の経路を斜めから見た図。内側のある一定範囲では光がやってこないことがわかります。これが、ブラックホールシャドウです。
このブラックホールのある場所は、おとめ座の右肩あたりです。今頃なら夜の10時頃、南の空の高いところにあります。
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冬の朝・・・