2019-9-13 金

Daily Zushi-Hayama Friday 9月13日 OA

台風15号の爪痕は大きく、鎌倉や千葉では大規模な停電が有りました。

電気の無い生活は肉体的にも精神的にも厳しかったのではないでしょうか。

お見舞い申し上げます。

◆マガジン55号発行!マガジンライターの堀祐一さん。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

今日は、中秋の名月ですね。みなさん、準備はよろしいでしょうか?

月の出は、17:54。南中といって、丁度南に来る時間は23時くらい。大人の時間です。

その月が南に来る頃、西側には低いところに土星そしてその上には、夏の大三角が見えています。そして、月と地平線のちょうど真ん中くらいのところに、秋の一つ星、フォーマルハウトがいます。月の上の方、ほぼ天頂には、秋の四辺形と呼ばれるペガスス座の胴体部分。そこからは、アンドロメダ座、くじら座、カシオペア座、ペルセウス座・・・とエチオピア王家の物語の登場人物たちが次々と現れてきます。ちょうど、夏と秋を半分ずつ見られる感じです。

半分ずつというと、923()は、「秋分の日」ですね。あんなに、日が長いと思っていたのが、アッと今に、昼と夜が一緒になって、これからは、だんだんと夜が長くなっくるのですね。秋の夜長。夜が長ければそれだけ星や月を楽しめるということで。秋の星座の見つけ方をやりましょう。

まずは、秋の四辺形を見つけます。わかりやすいのは、大人の時間23時に頭の真上の方に横に少し長い長方形を見つけます。これが秋の四辺形。ペガススの四辺形とも呼ばれます。この右の縦の辺を延ばして降ろしていくと明るい星が見つかります。秋の一つ星、フォーマルハウトです。みなみのうお座の口にある1等星。秋の星々の中で、1等星はこれだけです。今度は、左の縦の辺を下に伸ばしてチョット左に逸れると、少し目立つ星が。こちらは、2等星の「デネブカイトス」。くじら座のしっぽの星です。四角に戻って左上の星から東に向かって、細長いアルファベットの大文字「A」の形を見つけられたら、そこが、アンドロメダ座。更にその先には、見覚えのある形が。アルファベットの「M」とか「W」と言われる「カシオペア座」です。ここまで見つけられたらすごいですよ!知っている星座から探してもいいですしね。カシオペアが見つかったら、カシオペアを[W]と見て、下の方に[A]が横たわっている。その[A]のてっぺんから四角形を見つける・・・とか。まず、夜空に、自分の知っている星の並びがあるだけで、なんだか嬉しくなりますから、ぜひ、やってみてください。