片瀬鍼灸院院長・山本裕美先生

今週の「ハートフルライフ」は片瀬鍼灸院院長の山本裕美先生「季節の過ごし方」

今の時期・・10月21日から11月7日は秋土用です。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、土用という期間を作って、この期間は特に養生をしましょう。という意味があります。 　

気圧の変化と私たちの体に影響についてですが　気圧が変化すると、私たちの体も変化します。主に2つの変化が起きます。 1つ目は自律神経が目まぐるしく働く事。 2つ目は、外界と体の中の圧力のバランスが崩れる事です。 その結果、　頭痛・耳鳴り・めまい・関節の痛みが出やすくなります。

対処方法としては

・呼吸を整える 　自律神経は、自分の意思では調節できない神経です。しかし、呼吸を整えることで、バランスよく働くと言われています。 睡眠前に鼻から2秒で吸って、口から4秒で吐く。これを10回ほど繰り返す。

・少し息がはずむような運動を習慣にする 　血流が良くなることと、自律神経の切り替えが上手くなる。 　私たちの体は、運動中は交感神経が働き、安静の時は副交感神経が働きます。運動を習慣にすることで、交感神経と副交感神経の切り替えが上手になります。

・耳のマッサージ 　耳を上から下へ指でマッサージします。最後に耳たぶを軽く引っ張ります。

　　　　　　　　　　　　　　　

有効なツボは

・耳鳴り・めまい →合谷：親指と人差し指の骨の間

・頭痛 →列缺（れっけつ）　　マガジン55号に掲載中です。 手首のシワに合わせ指2本並べる。そこにある骨の際のくぼみ 列缺は呼吸器の不調にもお勧めなので、咳が出やすい方も 刺激してください。

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