2020-1-19 日

おはようございます。

昨日の雪模様とは一転、雲一つない青空、雪の積もった富士山と丹沢の稜線もくっきり見えます。

風弱く陽射したっぷり。ポイントによってはサイズがありサーファーいっぱいですが、

穏やかな海面のところではSUP散歩の方も多そう。

 

年末から年始にかけて、メルボルンのブラックロック・ヨットクラブにて、

「第3回RS Aero世界選手権」開催されました。

初出場の日本からは、葉山セーリングカレッジの選手が参加。

世界各国より76艇参戦のなか、3日間で11レース行われ、

トータル4位の好成績をおさめられたそうです。

情報を葉山セーリングカレッジの代表 中尾さんにお聞きしましたところ、

風は平均 6~8メートルくらい吹き、風が上がると海面は少しチョッピーになり、

船を波に乗せる技術を必要としたと仰っていました。

その船、Aero(エアロ)は比較的新しいディンギーで、カーボンを使いとても軽く、

幅広い年齢のヨットマンが楽しめるとの事。

中尾さんは、レースを楽しむ人の100倍、ヨットを楽しむ人を増やしたいと仰っていました。

日本ではレースというと大がかりな事になりがちで、更に一般の方にはなかなか馴染めないのが現状、

しかし海外では草レールの延長といった感じで、セイラーだけでなくご近所の方、

皆さんが気楽に見に来られたり楽しんでいるそうです。

 

そこで思い出したのが、第1回めの津久井浜でのウインドサーフィン・ワールドカップ。

なかなか風が上がらず、かなりの時間 風待ちとなってしまったのだけれど、

観戦に来られた地元の皆さん、だれも帰ろうとしないどころか、

「風が吹かないんだから、しゃ~ないよねぇ」と

ただただ浜に座って海を眺めていらっしゃいました。

風の街だなと、ウインドサーフィンが浸透しているのだなと

羨ましく感じたのを思い出しました。