2020-1-21 火

葉山ハートセンター院長・田中江里先生

毎週火曜日の「ハートフルライフ」葉山ハートセンター院長・田中江里先生にお話いただきました。

                  

お話の一部をご紹介します。→葉山ハートセンターは、心臓だけでなく葉山、逗子のかたにとって頼れる病院、身近な病院になることを目標にやってきました。 お蔭さまで救急台数は月間90-100台となるようになり年間1000件(大病院からすると少ないものですが)と順調に増加してきています。主に葉山と逗子の救急をうけております。 これまでは脳卒中や頭部外傷などの脳外科関連のかたをとることができなかったのですが、昨年10月より脳外科の熊切医師を迎え、脳梗塞の方々も当院でみることができるようになりました。救急ではできるだけいろいろな患者さんをとっていくつもりではありますが、医療が高度化する中、すべてを自らの病院内でまかなうということはできません。救急専門医が対応できない時間もありますので小児やあきらかな外科的な処置を要する患者さん、骨折のかたはお断りすることもあります。また初期対応はしたうえで、必要であれば転送がスムーズにできるネットワークを最大限にいかしながら診療をおこなっていきたいと考えています。

また婦人科も葉山ハートセンターで行っており、妊婦さんも受けいれ始めています。

さらに新しい試みとしては がんに対する免疫細胞治療を瀬田クリニックグループと共通のプロトコール(やりかたで行う準備が始まっています。今年からできるだけ公開講座などして募集していく予定です。希望があるかたはハートセンター・岡本までご連絡ください。

今年はオリンピックイヤーですが、循環器、脳卒中関連の対策が国を中心にしてすすめられます。みなさんも注目してそれらの話題に耳を傾けてみてください。また家族が脳梗塞で自分も心配、心疾患もあり脳血管も心配というかたなどおられましたら、当院脳外科にご相談してみませんか。ドックでも同様の検査ができます。

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