2020-3-3 火

葉山炭焼同好会会長・永津久典さん

ひな祭り!ということで 番組内では タイトルに Girl とついた曲を多くお届けしました。

第一&三火曜日は葉山町提供「わっしょい!葉山」今週は葉山炭焼同好会会長の永津久典さんをお迎えしました。

                

設立は今から24年前の平成8年12月。現在会員は10名、70歳代後半が半数。

炭焼きの伝統文化、技術を伝承し、里山の保全と地域の交流を目的として上山口地区内で炭焼きを行っています。町内の催しや、周辺地域のイベントに出展し、さらに小学校で「まち探検」授業も。児童を対象に、定期的に炭焼き体験教室を行なっています。学校で粘土を使って動物・小鳥・野菜の作品を作り、2週間ほど乾燥させたあと自分たちで窯の中に入れたあと、火を入れます。その後、炭ができる過程を説明。薪割りの実演も。

                

子どもたちのおみやげの炭焼き↑「松ぼっくり」「割りばし」をお持ちくださいました。

原則として12月から翌年の2月の間で、地元のケヤキの枝降しまたは根元からの伐採。その後5月まで炭焼活動です。炭焼きの過程を伺っていると・・伐採、運搬、窯詰め等、重労働のよう。危険・キツイ・汚い・臭い4K作業だと永津さんは言います。

幸い興味のある若手5名が体験を通じて会員となりさらに今のチームワークを維持し、炭焼き作業を楽しみながら改善を重ね、炭焼き技術を引き継いでもらうことを期待していますとお話くださいました。

「葉山の炭」の認知度は着実に上がっており、地元はもちろん、県外からも注文が入るそうですよ。

葉山町内のレストランや和食のお店なども使用されています。「美味しく焼ける」「火持ちが良い」などと好評だそうです。

問い合わせは 090・5417・2800永津さんへ。