2020-3-13 金

SHONAN BEACH FM MAGAZINE Vol.57

今年も311が過ぎていきました。あれからまる9年。

何を隠そう小生は阪神淡路大震災の被災者なのです。

年明け早々の一月当時、神戸は六甲の麓に住まいを構えていました。

幸い住居は一部損壊で、自身とくに大きなけがもありませんでした。被災後は当時勤めていた神戸のFM局で震災情報を伝える日々でした。

暫くは会社に寝泊まりしていましたが、暫くしてガス電気の来ていない自宅へ戻り、お風呂にも入れず、

寒さに震えながら毎夜布団にくるまる夜を過ごしていました。

そんな当時の中で一番の思い出は、ポータブルガスコンロのガスが奇跡的に手に入り、

それで沸かしたお湯でいただいたインスタントコーヒーでした。あの温かさ幸せ感は今も忘れません。

今思えばあの時、三菱自動車のアウトランダーPHEVのような車や電気自動車があったらどれだけ心強かったことでしょう。

阪神大震災当時は携帯電話はそれほど普及しておらず、誰もが電気電気という状況ではありませんでしたが、

今の時代は電気に頼る生活環境、PHEVや電気自動車が大きな安心をもたらしてくれます。

特に冬の寒い夜、人々は心細くなり、暖は皆を安心させてくれます。

 

ところで、想定を上回る台風などでも被害を受けた日本。そして世界から伝えられる気象の異常。地球が悲鳴をあげているようでなりません。

そんな環境問題が騒がれる今、湘南ビーチFMも環境キャンペーン『LOVE THE BEACH』を昨秋からスタートさせています。

微力ではありますが、湘南ビーチFMも地域で環境活動をしている団体や個人の皆様と連携して地球の事を考えていきます。

まずは身近にある海から……

             

そして自動車業界では、英政府が2月に、ガソリン車やディーゼル車の販売禁止時期を、従来より5年前倒しし、

2035年から実施すると表明したそうです。

このような動きをはじめ、世の中、地球にやさしい電気自動車が広まりやすい環境に変わってきています。

 

今年は東京オリンピックパラリンピックで世界中から多くの方が日本を訪れます。

私たちは環境に対するグローバルスタンダートも目の当たりにすることでしょう。

私たちがどう感じるのか、どうかわるのか……

そして三菱自動車をはじめとする世界の自動車メーカーのこれからに大いに期待します。

 災害が起きた時は心強い存在でいてくれて、且つ、地球にやさしい自動車がある世界を思いながらハンドルを握ります。

 

 (YO