2020-5-5 火

葉山女性防火防災クラブ会長・曲田悦子さん

こどもの日。そして立夏。スタジオ外は 28度まで上がりました。 コロナウィルスの影響で 4月からスタジオの窓はオンエア中も開け放たれていますが そこから空が見えるので気持ちがいいですね。

葉山町提供「わっしょい!葉山」は葉山女性防火防災クラブ 会長の曲田悦子さんにお電話インタビュー。

葉山女性防火防災クラブは (内々で「防災レディー」と呼ぶそうですよ)平成10年に発足されて今年で22年目になります。自治会や町内会と共に地域に根差した防火防災活動を行えるよう防災意識を啓発し、災害発生時には救援、救護及び安全確保に努め、被害の軽減及び防止を図ることを目的としています。特に防火防災意識の啓発というところに重きを置いています。家に消火器を備えるのはもちろんですが、地域の消火器や消火栓がどこにあるか、AEDがどこに備えてあるかなど自然と意識するようになりました。

 堅苦しい名前から消防団のようなことをしなければならないのではないかと思われますが、火事や災害が発生したらすぐに駆け付けることが求められているわけではありません。防火防災とありますように未然に防ぐということを活動を通して学んでいきます。病気にかからないように予防するように、自分の家からまたは地域から火事を出さない防火、災害に備える準備を十分にしておく防災ということだと思います。いざというときには町内会自治会の一員として初期消火や防災倉庫の備蓄品などの知識を生かして安全確保や救護などに協力することだと思います。

                  

年間スケジュールでは 初期消火訓練、消防ポンプ扱い訓練、懇親会では避難所運営の仕方をゲーム形式で行ったり、炊き出し訓練、普通救急救命講習受講、消防出初式参加 、防災センター視察etc..

最後に 曲田さんからメッセージ

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い活動の目安が経たない状況ですが、家族そろって自宅で過ごすという機会を有効に使うという意味でもぜひ家庭の防災に関して見直してみたり整えてみたりされるとよいのではないかと思います。我が家は犬と猫がいますが、この機会にペットの防災や避難について見直してみようと思っています。 クラブも22年目ですがまだ知らない方もいらっしゃるのでこのような機会をいただいてありがとうございました。お仕事や子育て、介護などお忙しい方が多いので新たなメンバーを探すのに各町内会、自治会共に苦労されているようです。行事ごとに2日間、日を設定して参加できる日を選んでいただけるようになるべく多くの方が参加しやすいように工夫しています。修了式ではみなさんとても勉強になった、意識が変わった、為になったと言って下さる方ばかりなので、町内会、自治会からお声がかかった際にはぜひお引き受け頂いて、これからも多くの方に参加して頂きたいと願っています。

活動について葉山町HPコチラ