2017-11-18 土

2017年11月11日(土) 星空リビング☆

先週、冬の星座のお話をしましたが、その星座たちに輝く1等星の色を見てみたいと思います。

夜の11時くらいになると、東の空には、冬を代表する星座たちが昇ります。

オリオン座、おうし座、ぎょしゃ座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座・・・

これらの星座はみんな1等星を持っています。

スゴイですよね?だから、冬の夜空はキラキラと輝くように見えるのです。

まずは、みんな知っているオリオン座から。

腰のベルトの三ツ星を囲む4つの星。左上の星と右下の星が1等星です。

左上の星は赤いベテルギウス。

右下の星は白いリゲル。

三ツ星に戻って、三ツ星の並びをそのまま左に延長すると、とても明るく青白く輝く星が見つかります。これは、おおいぬ座の1等星シリウス。

このシリウスと、赤いベテルギウスともう一つ明るい星をつなぐと正三角形に近い大きな三角が作れます。シリウスの上、ベテルギウスの左・・・それは、こいぬ座の1等星白いプロキオン。

また、オリオンの三ツ星に戻って、今度は三ツ星の並びを右側に伸ばします。

すると、赤い星を見つけることができます。その赤い星はアルデバラン。おうし座の1等星です。アルデバランからさらに先には、青白い星の固まりがあります。プレアデス星団、「すばる」ですね。

アルデバランから小さな星たちをアルファベットの「V」につなぐと牛の顔になるのですが、そこから長い角が生えています。そして、さらにその先には黄色っぽい明るい星があります。ぎょしゃ座の1等星カペラです。

カペラから下に下がって、二つ仲良く並んで輝く明るい星。ふたご座の星たちです。

左側で黄色に輝くのは、ポルックス。右側に白く輝くのはカストル。この二つの星は、金星、銀星などとも呼ばれています。

冬の星座の中のいろいろな色の星たち、いくつ探せるでしょうね?

                                                                                                                 by  かわいじゅんこ