2020-8-28 金
Daily Zushi-Hayama Friday 8月28日 OA
◆ライフセーバー電話インタビュー::葉山ライフセービングクラブ代表加藤智美さん。
今日は今年の電話インタビュー最終回です。
今年の海は「海水浴自粛」で、海の家も無く、ライフセーバーもパトロールという形でした。
梅雨明けも遅く、7月は人も少なめ、8月は穏やかで海を純粋に楽しみたい方が多かったと加藤さん。
9月以降はマリンスポーツをなさる方も多くいらっしゃると思いますが、初めて使う道具や、初めてのマリンスポーツは専門の方に基本的な事を習ってから海に入った方が良いですね。
毎週日曜日に開催していた葉山ライフセービングクラブの「海のお話会」は秋も開催予定です。
私、晋道も最後の2回出席させて頂きましたが、目から鱗の情報も有りました。
ライフセーバーの皆さんもパトロールは今日も入れてあと4日、9月になっても日曜日は練習に来ています。
ライフセーバーに今日ものある方は、体験参加も有りですので、遊びにいらしてください。
加藤さん、いつもと違う海、色々な情報をありがとうございます。
葉山ライフセービングクラブ:http://www.lifesaving.or.jp/
◆LOVE THE BEACHプロダイバーで環境活動家の武本匡弘さん。
1、先ずはモーリシャスでのタンカー座礁事故について「専門家なわけではありませんので個人的な感想として」…と武本さん。
①何より大変まずいところで起こってしまったな、ということ
勿論他なら良いという意味ではありませんが、
・生物多様性に富んだところで、地球に現在存在する計36か所のホットスポットの一つ。
・この国の人達の多くは自然の資源に依存して生きているということ 観光と漁業。
②日本政府の対応が信じられないくらい遅い、他人事のよう
③時間がかかる
・例えば、油を凝固させる薬品類などはサンゴなどの生物への影響
を考えると使えない、オイルフェンスで囲って除去するしかない、人海戦術
・健康被害 揮発性が強いので作業員にコロナのような防御対策が必要
・マングローブ林に流れていった箇所には人は入りにくい
・水面に浮くだけでなく、油は小さな油滴(ドロップレット)になって水中を漂う
④どうすべきか? ファンデイングで寄付を募るなど
トムソーヤの冒険のマーク・トウエインが「神はモーリシャスというパラダイスを作り、それをまねて天国を作った」と言ったそうです。
2.体験乗船会はサンセットセーリングも開催しています。風の力で海の上を滑るように走るヨット。夕方4時頃出港します。この時間は東京湾も航行する船も少なく、サンセット、飛び跳ねる魚や普段気づかない海の変化を色々観察することも出来ます。
3.9月17日(木)10時半から葉山新港港湾事務所の3階会議室で講演会があります。参加費用:800円。
★サンセットクルージング、9月17日の後援会共に申し込みはエコストアパパラギまで。
エコストアパパラギ:https://ecostorepapalagi.com/
TEL : 0466-50-0117
◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。
25日は旧暦の七夕でした。
そして、その日、初めてのオンライン講座をやりました。急にバタバタと決まって、あまり告知の時間がありませんでしたが、なんとか終えることができました。
課題はいろいろ見つかりましたが、なんか広がりそうで、楽しみです!
次回は、10月2日の「中秋の名月」の講座を開こうと思っておりますので、よろしくです。
さて、そう秋といえば、お月見です。
日本人ほど月見を楽しむ人たちは、地球上でも珍しいと思います。
中秋の名月は、中国から伝わってきていますが、日本人は、その前日から。
もしも本番の夜に月が見えなかったら、と前日も「小望月」といっては、月見をしました。
そこから、スタートです。
「中秋の名月」(10/1 17:28) その翌日は、「十六夜」(10/2 17:53)。月の出は1日経つと、40~50分ほど、遅くなります。
前夜と同じ時間につきを待っていても、なかなか出てこなくて、「いざよう」つまりためらうように出てくる月ということで、「いざよい」と呼ばれるようになりました。
その翌日は「立ち待ち月」(10/3 18:19)、さらにその翌日は「居待ち月」(10/4 18:46)。前日は立って待っていられたけれど、今日は、もっと時間がかかるので座って待ちましょう、というもの。
さらにさらに、その翌日は「寝待ち月」(10/519:16)、そして「更け待ち(ふけまち)月」(10/6 19:48)。こちらは、もう夜更けにならないと昇ってこないということ。
実際の夜更けに昇る月は、5日後の11日ですが、昔の人にとっては、すっかり、夜更けに感じられたのかもしれませんね。
また、月見を見ながら楽しく飲んだり食べたりだけではなく、「月待ち講」といって、仲間が集まり、飲食をともにした後、月を拝み、悪霊を追い払うという宗教行事で、いろいろな月の時に集まるのですが、特に有名なのは二十三夜でしょうか。各地にいろいろな「月待塔」が残っています。皆さんも古い石塔があったら、気にしてみてください。
で、月を気にしてほしいのは、明日。
なんと、土星と木星の間に月がいます。
土星と木星が目で、月が口で、「わお!」と、叫んでいる顔のような感じです。
一つ古い記事
県立近代美術館葉山・学芸員の籾山さんと三本松さん一つ新しい記事
残暑お見舞い申し上げます。