2021-3-9 火

「逗子復幸男女決定戦」逗子災害ボラバスターズ・勝呂勇樹さんと高作玄晃さん

朝方は 小雨が降っていましたが この時間は青空が見えてきましたよー

逗子災害ボラバスターズ代表の勝呂勇樹さんとメンバーで法性寺の高作玄晃さんがゲストでした。

          

                              (一時的にマスクを外して撮影させていただきました)

逗子災害ボラバスターズは2012年の4月に発足。2011年の震災後、多くの被災地へのボランティアバスツアーが企画されましたが、そのバスツアーに行った有志が集まり、自分たちでも被災地の応援を続けようと発足しました。現在20代~70代 18名が参加しています。

これまで、主には、被災地へのボランティアツアーの企画、伝えるバンド活動、支援する物品販売、福幸男女決定戦の4つの活動となります。

被災地へのボランティアツアーは、今まで17回企画しました。岩手県、宮城県、福島県と、様々なところに伺い、力仕事や、仮設住宅支援なども行ってきています。 伝えるバンド活動は、被災地で教わったことを色々な人に伝えたいと、復興応援のバンド、逗子災害ボラバスターズバンド(バスバン)というのを作り、逗子市内のたくさんのイベントで演奏し、被災地のことを伝え、募金を集めて被災地に送る活動を行ってきました。勝呂さんはギターとヴォーカル担当です。

復興支援の物品販売としては、宮城県女川町の物産を取り寄せ、逗子のイベントでたくさん販売させていただきました。 そして、6年前、津波から逃げることを伝えようと、福幸男女決定戦という取り組みも行うようになりました。

毎年 2月11日におこなっている「逗子復幸男女決定戦」ですが 第6回の今年は 4月11日に延期となりました。

               

 津波からいちもくさんに高台に逃げる!ということを伝え続けるための取り組みです。 震災後、宮城県女川町で、復興男という、津波避難競争が行われていることを知り、6年前に逗子でもやりたいと企画をして、女川のイベントに正式に公認をいただき、逗子での実施を始めました。 津波は時速30キロの速さで来るといわれています。 来る前に自分の判断で、安全な高いところに上る。 頭よりも体で覚えてもらうことが一番と考え、そしてこれを地域の行事として行うことで、意識づけをしていきたいと、実施しています。

昨年は、約70名の方にご参加いただき、福男、福女、福児童を決める取り組みが、大変盛り上がって実施できました。福男決定戦では、過去最高タイムが出て、しかも5秒も更新されました。人数も多くなり、取り組みが浸透してきたと感じる大会だったそうです。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大のため、競争を行うことを断念しました。ただ、津波から避難することを忘れないために、集まった人で距離を取りながら、坂道を上る取り組みのみを行う予定です。走った方には、記念として完走証をお渡しします。参加した全員が今年の福男・福女に

4月11日(日)10時~ 法性寺(逗子市久木9丁目)

法性寺下の山門から本堂正門までの坂を上るコース(約150m、標高約36m)

参加募集中。4月9日(金)までにEメールでお申込みください。

 busbanred@gmai.com

最後に勝呂さんから→あの日から10年もの月日が流れたとは思えないほど、あっという間に過ぎてしまいましたが、風化させてはいけない、次の世代に伝えていける活動ができればと思っています。ボラバスターズメンバー「出来る人が、出来る時に、出来ることをする」をモットーに前に進んでいけることを願っています。

コロナ禍で大変ではありありますが みなさまがんばっていきましょう!

♬人生は世の中を憂うことより、素晴らしい明日の日を夢見ることさ♬