2021-3-5 金
Daily Zushi-Hayama Friday 3月5日OA
3.11…今年も東日本大震災が起こった日、3月11日がやってきます。来週木曜日で丁度10年。
この時間はこの日に行われる行事…各地で色々行われると思いますが、逗子と東逗子、鎌倉での鎮魂や復興を祈る催しについてお話ししました。
逗子と東逗子でも毎年鎮魂ブースを設けています。
3.11All=Zushi Movement~「共に生きる」ShareThe Moment~
毎年被災地に心を寄せる催しを行っています。
★今年震災から10年、この10年間に3.11All=Zushi Movementではどんな事をやって来たのでしょうか?
・たけこま食堂(ただ寄付するだけでなく、引きこもりがちな被災地の方々が集まる場所、働く場所としても~)
・ハナミズキの植樹(2019年に植樹シンボルロードが出来た:「ハナミズキのみち」津波が来た時の避難路として目印になるような花水木の美しい花が咲く木を植えて~
・毎年3月11日は3.11ALL=ZUSHI Movement「共に生きる」Shere The Momentとして亀岡八幡宮や逗子駅前で献花台など設けています。
昨年はコロナ感染予防の為規模を縮小して駅前で募金、献花、絵馬にメッセージを書いて陸前高田に頂き届けました。今回で10回目。
★10回目となる、今年の3月11日は?
JR逗子駅前と東逗子のヨークマート前でブースを設けて、今年はコロナ感染予防の為、献花は無し、募金とメッセージを書いて頂く…ペンは1回づつ消毒、震災が起きた午後2時46分に黙祷、逗子のボーカルユニットで2017年より、逗子市観光協会の「逗子観光PR隊」のNIM2の二人もやってきます。二人がこのテーマ曲を作ってくれたので、この曲を歌ってくれるでしょう。
★今回の募金はどこに届けられるのですか?
「ハナミズキのみちの会」に贈られます。
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた「陸前高田『ハナミズキのみち』の会」。
代表の浅沼ミキ子さんは市の臨時職員だった長男の健(たける)さん(当時25歳)を津波で亡くしjました。
避難誘導中の息子さんから「ご無事で何より!」と声をかけられたのが最後になてしまったそうです。。
「二度と同じ悲しみを繰り返してはいけない」。浅沼さんは自らの思いを絵本「ハナミズキのみち」に書きました。
市のシンボルロード計画を知り、「安全な所に逃げる目印に」ハナミズキを植え、「ハナミズキのみち」と呼ばれる市のシンボルロードを作りました。2キロにわたって海側の国道45号から内陸にまっすぐに伸びる道。ALL=逗子の有志の方も2019年11月、「陸前高田『ハナミズキのみち』の会」の会員とご一緒に21本を植樹し、昨年5月に初めて花を咲かせています。
沿道の碑には「この道を より高い所へ 駆け上がれ!」とあるのだそうです。
そして、今年も花水木の花が咲く時期、5月に現地を訪れるツアーを予定しているのですが、現地はコロナ感染者がつい先日一人という地域ですので~慎重に計画したいとの事。
★今日は浅沼ミキ子さんが作られた「ハナミズキのみち」の絵本から許可を頂いて朗読させて頂きました。
きちんと伝えられるよう…と思いましたが、やはり読みながら涙が出てしまいました。
出版社:金の星社 文:浅沼ミキ子 絵:黒井 健
美しい絵本で、昨年までは逗子のブースでも販売したのですが、今年はブースでの販売しない予定フェスタでしたが、「金の星社」HPやNETなどで購入できます。
★逗子のお近くの方は東逗子の住和不動産に在庫が有ります。
★3月11日は私もお手伝いに参ります。
★「鎮魂ブース」のご案内。JR逗子駅前広場、東逗子ヨークマート前で10時から17時、東日本大震災は発生した午後2時46分に1分間の黙祷を行います。
17時から19時には中高生の被災地支援グループ「3.11つなぐっぺし」が逗子駅前広場で東日本大震災復興支援活動募金を行います。
皆様のご参加、ご支援をお願いします。
さて、東日本大震災の後に多くの鎮魂や復興への祈りが行われましたが、私が一番驚いたのは、鎌倉で神道、仏教、キリスト教と宗教の垣根を超えた祈りが行われた事です。
これは、日本ならではの素晴らしい祈りだと思います。
この番組の「星空リビング」でおなじみのかわいじゅんこ先生が毎年お手伝いをなさっていて、今年の状況を伺いましたら、
毎年行われてきましたが。
今年の「東日本大震災 追悼・復興祈願祭」は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、関係者のみで、鶴岡八幡宮 で執り行うそうです。
焼香台等は設置いたしませんので、現地には行かないでください。
3月11日 午後2時46分 黙祷より、お祈り致します。
皆様方におかれましては、それぞれの場所でお心をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。
今年は関係者のみでおこないますので、「現地には行かないで」心を寄せましょう。
★そして、ここ逗子葉山も海辺の街ですので、この機会に今一度、ご自身の避難路などの確認をしておきたいですね。
私が数年前に買って非常に便利だと思う防災用品をご紹介しました。
コンパクトに折り畳めるライトです。防災用品リュックの中にいれても場所を取りません。
折り紙の様に薄くたためて、
ライトが点きます。
これがソーラー充電出来るので、朝起きたら窓辺に置いておき、夜足元灯として使っています。
明かりも何種類かあり、点滅にもなるので、いざという時に信号としても使えるのではないかと思っています。
★そしてもう一つ。
防災食で知っておいて頂きたいのは、「イシイ食品 非常食」です。
小さいお子様からご年配の方まで食べやすいおかゆや、食物アレルギーに配慮したリゾットなど、家族みんなで食べられるのです。
この頃、アレルギーをお持ちのお子様も多いようですが、被災地で食事として配られるパン…アレルギーのお子さんにとってはお腹は空いているのに食べられない。保護者の方は切ない思いをしたという話を聞いた事が有ります。
火を通さなくても食べられるし、美味しいのでお勧めです。
◆「鎌倉あんちょこ」鎌倉市観光協会からの情報。
『心をひとつに 東北へ』東日本大震災の復興の催しです。
https://www.facebook.com/3.11AllKamakura/posts/1840119902809877
3/7(日)はYouTube配信でのライブが行われます。
3/1(月)~14(日)の「めぐる東北WEEK」期間中は鎌倉駅地下道ギャラリー展示、鎌倉生涯学習センターで東北物産展、御成通り/稲村ガ崎/七里ガ浜の店舗では東北の食を提供する飲食店も何店舗かあるということです。
ところで、玉縄桜はご存知ですか?大船フラワーセンターで育成された品種です。
フラワーセンター以外に、大船駅西口駅前、若宮大路のハックドラッグ前、鶴岡八幡宮、甘縄神明神社などでご覧になれます。
早咲きのソメイヨシノを集めて作られた桜で、早咲きでも河津桜と違って、見た目はほぼソメイヨシノです。
大船駅西口駅前は、もう葉が出始めているそうです。
続いて、玉縄桜以外のお花情報です。
梅:色々なところがピークを過ぎました。
瑞泉寺が他より遅めで、今ピークを迎えていますが、古木のため華やかさはないそうです。
他にぎりぎり梅が楽しめるのは宝戒寺、東慶寺、浄智寺です。
円覚寺:もくれんがつぼみの状態で、もうすぐ花を咲かせそうです
浄智寺:みつまた
甘縄神明神社:みつまた
建長寺:おかめ桜