2021-4-23 金

Daily Zushi-Hayama Friday 4月23日OA

長袖のシャツ1枚で気持ちの良い陽気です。

昨日は、「アースデイ」。私も「アースデイ気候サミット2021」オンライン参加しました。

そして、夜はキャンドルナイト。空気が乾燥していてキャンドルはちょっと怖いので、非常時用のソーラーライトで参加しました。

東京代々木ではリアル会場が有りますが、ネットでも参加できるものも沢山あります。

ナショナルジオグラフィックは、貴重な動植物の動画を期間限定で公開しています。

さて、そんなアースデイ期間にピッタリのゲスト、武本匡弘さんです。

◆LOVE THE BEACH プロダイバーで環境活動家の武本匡弘さん。

今回は先月に引き続き、珊瑚の話題。

「珊瑚と台風」

1998年のエルニーニョ現象で、海水温が上昇、世界の珊瑚が真っ白になってしまいました。

それまで、台風と珊瑚は共生してきましたが、気候変動で台風の進路が変わったり、発生場所も変わりました。

今まで海の中を見てきた武本さんですが、海に携わって来た人達と、そうでない方の感じ方の差が有る事を感じ、これから出来るだけ機会を設けて色々な方に海の中を見てもらいたいと思っているそうです。

海の中を見てみたい方、エコストアパパラギのホームページで「海岸ウォーキングや観察会」チェックしてください。

武本さんは観察会で、参加なさった方と見たもの、感じたものを共有しながら武本さんが持っている知識や情報を提供する、大事な役割をなさっています。

また、気候危機ネットワークにはたくさんの方が会員になってくださっています。

大事にしたいのは。「出来るだけフィールドに行って自然と乖離した生活にならないように」心がけていらっしゃるそうです。

5月1日には江ノ島海岸で観察会を開催します。

江ノ島海岸は生物が見やすく、体力に関係なく観察できる場所でもあります。

生物多様性を一緒に考えましょう。

さて、後半はかなりショッキングなワードが出てきました。

「ブッシュミート」

コロナ禍と気候変動は同じ問題。と武本さん。

パンデミックは殆ど動物から。森林伐採によって森を追われた動物たちが絶滅の危惧に瀕しています。

その為、人間との接触の機会が増えているのです。

一番の接触の機会は野生動物を食べる「ブッシュミート」。

なぜ食べるのか?

森林伐採が進んでいくと、森を切る人々がどんどん森の奥深く入って行き…食料は現地調達になる。

野生動物を撃って食べる。

実は、ゴリラやチンパンジーのような霊長類も食べられているのです。

そして、もう一つは貧困から来るブッシュミート。

特にコロナで海外から食料が調達できず、空港が閉鎖し、援助が得られない場合におこっています。

ケニアやアフリカなど観光資源でもあるので「食べない運動」も行い、普及してきましたが、今は野生動物を食べざるを得ない状況。

しかも、気候変動、干ばつ、雨が降らない事で農業被害は深刻で、余計に野生動物を食べざるを得ない状況になってしまいました。

パンデミックは非常に現実的になってきて、それに対して私たちはどうしたら良いのか?

これは、遠い国で起きていて、私達に関係ない事ではないのです。

 

日本を代表する科学ジャーナリスト井田徹治さん講演会を行います。

日時:5月1日(土)14時開始。藤沢市 藤沢市民会館 井田徹治さん(共同通信)と武本匡弘さんんのコラボでの講演会です。

コロナ禍の先を考えよう!なぜ、パンデミックが起こってしまったか。

遠くで起きていることではなく、私達の生活と深くかかわっているのです。

0501 武本さん講演会

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

 Tシャツは火星?

今日は、何をお話ししようかなと考えていたのですが、ここのところの天文宇宙ニューが激しい!!ので、おさらいしましょう。
本日、クルードラゴン2号で、星出宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションに向かいます。
本来ならば、昨日だったのですが、強風の影響で翌日である本日、日本時間の午後6時49分)に行うと発表されました。そう、思い出してください。そう、逗子の久木中学校の生徒さんたちが国際宇宙ステーションと交信した日、私が逗子海岸から「のぐちさーーーーん!」と手を振った日。()
野口さんは、今もISSに滞在していてTwitterISSからの地球の画像をアップしてくれています。つまり、明日、星出さんが飛び立つと2人の日本人飛行士が宇宙同時滞在となり、これは、2010年の野口さんと山崎直子さん以来の11年ぶり。このとき山崎さんが持ち帰った朝顔の種が、私たちが毎年夏に楽しんでいる「宇宙朝顔」ですね!
 08年、12年に宇宙飛行を経験した星出さんは今回、ステーション船長を務める。14年の若田光一飛行士に次いで日本人2人目の大任だ。約半年間、将来の月や火星探査に向けた研究などにも取り組む。
それからすごいニュースが昨日、飛び込んで来ましたね!
隕石(いんせき)の中から液体の水が世界で初めて発見されました。なぜ地球に水があるのかを解き明かすヒントになるかもしれません。地球の水は、宇宙から来たのではないかという説が有力なのです。
そして、火星を飛んだあのヘリコプター。見ましたか???
なんか虫みたいな、かわいいやつが飛んでましたね!
火星の大気は地球の1%くらいしかないので、揚力を得ることが難しく、飛ぶか?飛ぶのか?とドキドキしながら見守っていた、NASAのスタッフの喜んでいる様子を見て、感動しました。
火星探査機「パーサヴィアランス」が忍耐、飛んだ「インジェニュイティ」は創意工夫という意味だそうで、なんか中学校のクラス目標を思い出すような・・・(笑)
Perseverance」(パーサヴァランス)に積み込んだ実験機器を使い、火星で酸素を生成することに成功したと!酸素は人間の呼吸だけでなく、ロケットの燃料を燃やすために不可欠で、NASAによれば、火星から地球に移動するためには、約7トンの燃料に加え、約25トンの酸素が必要になるという。この量の酸素を地球から火星に運ぶことは難しく、現地で生成するほうが実用的なのです。
今回の実験は、二酸化炭素に800℃の熱を加え、一酸化炭素と酸素に分解して約5.4gの酸素を生み出したそうです。ちなみに、これは宇宙飛行士が10分間呼吸できる量に相当するとのこと。
なんだか、たくさん宇宙開発の話題になりましたが、日の出前には東の空にやぎ座を飾るように土星と木星が東の空に見えています。木星はすごく明るいですよ!