2021-4-9 金

Daily Zushi-Hayama Friday 4月9日OA

4月9日

桜から躑躅へと移り変わり、スタジオへの道すがらは藤の花も咲いて花盛りです。

◆今日4月9日は大仏の日。フォークソングの日、ピーマンの日(?)

そして、我ビーチFMの人見師匠が大ファンである「シークの日」でした。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

417()(「Queenの日」笑)、火星と月が接近して見えます。
その日の月は、月齢が5という細い月です。その月のくらい部分側に赤い星が見えますが、それが火星です。見やすい時間帯は、日没後1時間くらいしてからなので、1915分以降でしょうか。夕方からどんどん西に沈んでいくほどに火星と月が接近するので、双眼鏡をお持ちでしたら、時間を追って観察すると面白いと思いますよ!
そして、おうし座右の角(向かって左の角)の先にある月はその周りに、冬のダイヤモンドをちりばめていますので、冬の名残を楽しめます。
月は太陽の通り道「黄道」と5度くらいしかずれていません。なので、黄道12星座の中を通り、惑星たちの軌道もほぼ黄道にあるので月との共演が楽しめるという訳です。
例えば、17日の火星と月の接近の前から見てみましょう。
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()は新月なので、見えませんが翌日13日は、月齢1という本当に細い細い月が太陽の近くにあります。細すぎる上に空が明るいうちに沈んでしまうので、見つけるのは至難の業かな???14()は、月齢2の月がおひつじ座のおしりのあたりにいます。これは、頑張ったら見えるかな?それでも西の空低いところなので、頑張らないと・・・。でもこれが本当の「三日月」です。ああ、三日月ってこんなに細いのか!?と思いますよ。そして、この日が旧暦の三月三日のひな祭り。
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日はおうし座に入ります。すばるの左側に月齢3の月。見つけやすいかもしれませんね。
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日にはおうしの頭に乗っている月齢4の月。そして、17日にはおうしの角の先で火星との共演。
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日には、もう、ふたご座に入ります。
「月齢」は、月の満ち欠けの状態を知るための目安になる数字で、新月から何日経過したかを表しています。新月は「0」。この「新月」というのは太陽と月が同じ方向になった「瞬間」のことをいいます。例えば、4月の新月は12日の1131分です。それから何日経過したかが月齢の数値になりますので、この例でいうと、4131131分の月齢が「1」、4141131分の月齢が「2」、・・・と数えることになります。
一方、ある日の月齢を表すときに、普通は「正午月齢」といって、その日の正午の月齢で代表させます。しかし、月齢を数え始めるのは新月の瞬間からですので、正午における月齢を計算しようとすると、24時間未満の端数が出てきてしまいます。1日を1としてその端数を表現するために、月齢の値に小数をつけるのです。新月の瞬間が夜だったりすると、翌日の正午まで24時間も経たないので、翌日の月齢は1より小さな数字になるのです。そういった点で、月齢という数字と、旧暦などで使う、三日月の日の月の形は違うということになるのです。