2021-5-11 火

「ぼくの師匠はスーパーロボット」児童文学作家の南田幹太さん

細かい雨が降ったりやんだり・・

逗子在住 異色の児童文学作家・南田幹太(なんだかんた)さんをゲストに、デビュー作「ぼくの師匠はスーパーロボット」についてお話いただきました。

                 

南田さんは12年前に会社を早期退社して その後は翻訳業になりますが 次第にオリジナルの文章が書きたくなり・・若い頃からの夢だった児童文学に挑戦するようになります。さまざまな文学賞にも応募し受賞されています。

                

58歳にして記念すべきデビュー作は 「ぼくの師匠はスーパーロボット」~ある日、順一は念願の人型ロボットを手に入れます。見た目はやさしそうなおじいちゃん。ですが、動き出したそのおじいちゃんロボットは、昔カタギで厳しい「師匠」のようでした。順一はロボットを返品しようとしますが、次第にその人柄にひかれはじめ……。

私も読ませていただきました。心が温かくなります。「小学校中学年から向き」ですが大人が読んでも楽しいですよ。

人型、犬型、虫型に、賢い家庭教師タイプや妹タイプなど、日常に様々なロボットが存在する世界を舞台にしたSF作品。

南田さんが伝えたかったのは、いつの時代も変わらない「生活習慣の大切さ」だと言います。そしてとにかく子供がワクワクして次のページをめくりたくなるような作りにしたかったと南田さん。

三木謙次さんの絵も ストーリーにぴったりですね。 佼成出版社から発行されています。

予約発売が始まってしばらくしてから、アマゾン新着ランキング(童話・文学)カテゴリーで1位を取ったそうです。

次作もまもなく発売予定。

最後に「今後も子供たちに楽しんでもらえる 本が好きになってもらえる作品を届けたいです」