2021-6-11 金

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは、江刺家愛です。
今月は環境月間。各地で清掃活動、ビーチクリーンが行われています。
12日にはクリーン葉山。葉山町内の各海岸でのビーチクリーンです。
朝8時半~10時まで。
このクリーン葉山は、1996年に始まりました。
特に目立つごみは、ペットボトルやビニール袋、発砲スチロール、空き缶など。
稀に、ブイやイカリなども見受けられるとのこと。
集められるごみの量は、最も多かった2004年に総重量7600キロ。
ここ最近は900キロ前後と、減少傾向です。
なお、今回新しい試みとして、ごみ袋は、リユースできる玉ねぎを入れるための袋を使用します。
これは、参加された町民の方から、回収する袋がそもそもプラスチックでは?との意見があり、
玉ねぎを入れる丈夫な袋に変えて、今後も使い続けるとのこと。
この他、葉山町環境課の方のお話では、海岸清掃だけでなく、日常生活でも
プラスチック製品の使用を減らす、上手に取り入れていく、その方法を模索しながら、
町民の方々と共に、海岸ごみ問題に取り組んでいきたいと仰っていました。
そして逗子市では、同じく12日に第14回田越川一斉清掃が行われます。
11時半~12時半まで。
この田越川の清掃活動は、平成20年度から始まりました。
5回目から市が共催となり、市民参加が始まりました。
始められた当初のごみは、網戸、パソコン、小型テレビなど不法投棄とみられるものがありました。
2~3年経過して、ほとんどがポリ袋、缶、ペットボトル、布切れなどの一般ごみとなりました。
都市整備課の方が先日下見に行かれた時、ポリ袋が減ったように感じられ、
これはポリ袋の有料化の影響ではとのこと。
集められた川ごみの量は、始まった当初は4トン弱もありましたが、
最近は1トン以下と減少傾向。令和元年度は440キロでした。
参加者は、逗子市民の方、地元企業の方、近隣の学生の皆さんなど、最大で722名、最小でも225名でした。
カヤックに乗って参加されていたり、お子さんと一緒に自然観察しつつご家族で、
という方を私は見かけたことがあります。
実行委員会の方はこの一斉清掃が今後も続き、川の水、川辺の環境が良くなれば、
ポイ捨ての抑止にもなる、そして清掃イベントがゆくゆくは、
観察会や川遊びなど水に親しむ「親水イベント」になれば、と期待されているそうです。