「わっしょい！葉山」つつじカード　葉山町産業振興課・市瀬和樹さん

葉山町提供「わっしょい！葉山」

今週は葉山つつじカード利用について、葉山町産業振興課　市瀬和樹さんにお話しいただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　

葉山町民にはすでにご存じだと思いますが、葉山つつじカードは葉山町が発行する５０００円分の電子商品券。使用期限は　今月8月31日まで。

葉山つつじカードはコロナ禍で低迷した町の元気を回復するため、町民による町内での消費喚起、町内中小企業等の経営維持及び家計支援を目的として「葉山つつじカード」を全町民にお届けさせて頂きました。 カードは、クレジットカードと同じぐらいの大きさで、一人当たり５０００円分の電子商品券です。カードの裏面には取扱店舗が読み取る為のQRコードと、町民の方が残高を確認する為のQRコードが付されています。

ネーミングは　昭和５５年に町の花として制定された「つつじ」を名称に入れ、最終的に「葉山つつじカード」という名称に決定しました。カードのデザインも「つつじ」をメインに葉山の豊かな自然を表す山と海をイメージしたデザインになっています。

カードの素材は環境を考慮して紙の素材になっています。町民の方は買い物等の清算時にカードを取扱店舗に提示していただき、取扱店舗がスマートフォンでカードの裏面に付されたQRコードを読み取ることで清算を行います。取扱店舗がスマートフォンにて直接金額を入力するので、１円単位から使用でき、カードの残額以上になった場合は別途、支払っていただくだけなので、カードに入っている金額は全て使いきることができます。 使い方の質問は、カードを全町民にお届けした際に利用の案内をご一緒に封筒に同封させていただき、使い方も取扱店舗で提示して頂くだけなので皆様にご理解いただけました。

利用状況は　８月15日時点で約１億２千万円になります。町民、約３万３千人に配布していますので約１億６５百万円の発行額と考えるとまだ、４千5万円分の金額が利用されていない状況です。せっかくの機会なので今まで行った事のない店舗で使おうと考えている方や、どこで使おうか悩んでいる方がまだ使用していない状況なのかもしれません。

私が聞いた町民の方のご感想では・・

子どもにも一人ずつ平等に与えられる1000円なので、子どもに何に使いたいか確認。 おやつに使いたいという子もいれば、海の家で使えるのか？美容院代の一部にあててもいいか？など、 年齢や興味に応じてどこでなにに使うか、を家族内で話し合ういい機会になりました。

登録して頂いた店舗のうち、約８０％の店舗で葉山つつじカードを使用して取引をおこなっていただいています。スーパー、ドラックストア等での利用が多いですが、飲食店だけではなく小売店やサービス業、町内の個人事業主のお店など多くのお店でご利用いただいており、登録してよかったという多くの意見をいただきました。町民の方からも御礼の声もいただき、「葉山つつじカード」の目的が達成できたのでは、と感じています。 有効期間を過ぎるとご利用できなくなるので、まだ使っていない方、残額が残っている方は是非、今月31日までの期間内に使用してください！