2021-9-7 火

「セイラーズトリート」葉山町政策課・宮崎愛子さん

今日は二十四節気の「白露」 だんだんと秋の気配が深まってくるころですね・・

葉山町提供「わっしょい!葉山」今週は葉山町政策課 宮崎愛子さんに「セイラーズトリート報告とお礼」と題してお電話でお話いただきました。

セイラーズトリートとは 、日本語にすると「セイラーのおいしいもの」の意味です。 東京オリンピック・パラリンピックの開催を機に、近代日本ヨット発祥の地・葉山を、食の力で盛り上げようという企画です。今年5月~8月にかけて実施したもので、町内32の飲食店が  ヨットにまつわるメニューを考案するなどしてくれました。

東京オリンピックに向けて、葉山町は2017年から 英国セーリングチームのホストタウンとして活動してきました。 そのチームのサポートをしてくださった町民の皆さんが中心となって考えられた企画です。町民みんなでオリンピックやヨットの町を応援する気持ちを盛り上げたい、 また、コロナ禍で厳しい状況にもあった飲食店を盛り上げたいという目的もありました。

具体的には、セイラーズトリートメニューの条件を  ①ヨットやセーリングなど、スポーツやオリンピックをイメージした商品、 または、②事前キャンプ中に英国セーリングチームの選手等が食べたメニューと設定。 そして商工会さんにチラシを置いていただいたり、飲食店を直接回ったりなどして協力を仰ぎました。結果的には木古庭・上山口・下山口・一色・堀内・長柄と、すべての地域のお店に参加いただくことができ、 ヨットのまちだからといって海エリアだけに偏らず、企画を進められたように思います。

町民のみなさんには、snsで投稿してもらい(snsアカウントのない方は写真やレシートを見せて) 対象メニューを食べてアルミボトルをもらおう!という企画も。

                      

オリジナルボトル↑も人気 でした。ボトルやパンフレットに使用したロゴは、あらたひとむさんというホエールアーティストの方が  葉山町の取り組みに賛同して作成してくださったものです。 

一筆書きのヨットに葉山の「は」がひらがなで組み込まれ、ローマ字のHAYAMAのYがクジラのしっぽのイラストになっているデザインが目をひきますよね。クジラは海洋環境を守るシンボルでもあり、マイボトルのデザインにするのにもぴったりだと思いました。 5月から第一弾でお配りしたボトルは1か月も経たずにすぐになくなってしまったほどです。

参加店舗からは、葉山の海をイメージした飲み物からヨットのセイルをイメージしたお弁当、 海の上でヨットを観戦しながらつまみたいサンドイッチなど 本当にバラエティにとんだメニューが32個揃いました。 宮崎さん、全種類は制覇できなかったのですが、どのお店も様々な視点でメニューを考案してくださいました、と。

町民からの反響・感想についてもお話いただきました。

   ~コロナ禍で町外に出づらい状況で、こういった企画があったので週末を楽しめた、や  近所だけどいったことのないお店に行く機会ができて、気に入ったのでまた行きたい  という声が多く、本当にうれしい限りです。また、オリジナルボトルの配布は、平日、町役場のみとしたこともあり  遠方からの観光客増につながらず、町民のお客さんが安心しているようだ  とお店からの声をいただいたこともありました。  町民の皆さんのための企画でしたので、ありがたい反響でした~

現在、参加協力をしてくださった店舗にアンケートをとる準備をしています。  今回オリンピックを機に立ち上げた企画ではありますが、いずれ、夏に比べて静かな冬の葉山を盛り上げる企画などに展開していけたら  という思いも担当者としてはありますので、飲食店の皆様のお力を借りながら  アンケートの結果も踏まえ、今後も考えていきたいです、と宮崎さん。

リスナーさんからのツイートで・・「セイラーズトリートのオリジナルのボトル素敵ですね。欲しくなっちゃいましたよ。売っていないのかな。コロナが収まったら葉山のおしゃれなお店で食事でもしたいですね」と