2021-9-8 水

ギタリストで作曲家の山下光鶴さん

「山下光鶴Terukaku Yamashita ギターソロ・リサイタル」について 長崎にいらっしゃるギタリストで作曲家の山下光鶴さんとこの公演を企画プロデュースされた逗子出身のトランペット奏者・齋藤友亨さんにお電話インタビュー。

               

齋藤さんは、ロシア国立ブリヤート劇場副首席トランペット奏者であり、 2017年より逗子文化プラザで”Ensemble Classica Zushi”というコンサート企画を主宰し好評を博しています。

そんな齋藤さんが今回の企画を発案、マネージメントは奥さまの打楽器奏者・梨々子さん

地元逗子(10月3日)と東京(10月2日)で企画した齋藤さんの熱い想いをお話くださいました。

~光鶴くんとはベルリンに留学していた19歳頃に出会い、同世代で芸術に大してとても進んだ考えをもつ彼からはよく刺激を受けていて「こういう人のことをアーティストというんだな」と思っていました。そんな光鶴くんが日本に完全帰国したと聴き、ぜひこの素晴らしいアーティストを逗子の方々に聴いてもらいたいと思い企画しました。 せっかく逗子に呼ぶので東京でもやらなくては!とにかく1人でも多くの方に彼の魅力を知ってほしい。 彼の音楽に、のみこまれてほしい!と。

特殊奏法を駆使した音 多彩なリズムとハーモニーを変幻自在に操る異色のギタリストの山下さん。

お送りした曲は「およぐひと」(山下輝鶴作曲)

萩原朔太郎の作品に「およぐひと」がありますが、喧騒の中を生きる現代人を表したもので 日本的な雰囲気の中にキューバのリズムもあるような独特な曲です。

当日は このほか、J.Sバッハやアンデスの音楽、アルゼンチンの音楽、パラグアイの音楽も!

                 

【山下光鶴Terukaku Yamashita ギターソロ・リサイタル】 バロックから南米のフォルクローレへ  ギター1本で歌い上げる情念の世界ーーー 

◆10月3日(日)19:30開演 逗子文化プラザ〈さざなみホール〉 入場料:¥3,000[予約制]

チケット残り少なくなってきました。

お申し込みは ECZ@ai-red.com     または 070-2633-5743 齋藤さん

※山下光鶴さんのプロフィール→西洋のクラシック音楽の技法、アジアの伝統音楽の技法、現代の作曲技法を 織り交ぜ、独自の音楽を生み出す作曲家兼ギタリスト。特殊奏法を駆使した音、 ハーモニーとリズムを変幻自在に操り、一本のギターであらゆる情緒をうたいあげる。父はギタリストの山下和仁、母は作曲家の藤家溪子。 幼少より両親のもとで音楽を学び、10 歳より山下和仁ファミリーアンサンブルのメン バーとして、コルドバ国際ギターフェスティバル、アレッサンドリア国際ギターフェス ティバル、ソウルアートセンターなど世界各地で公演。18 歳で渡独し、ギタリストコン ポーザーのカルロ・ドメニコーニに師事。同時に、ベルリン芸術大学のギター科及び作曲 科に入学し、本場のクラシック音楽と最先端の現代音楽を学ぶ。また、アルゼンチンやエ クアドル出身の南米フォルクローレの名手たちより教えを受ける。以降ベルリンを拠点に、 パリ、ブダペスト、ブリュッセル、ソウルなどにて、自作の作品と古典レパートリーを組 み合わせたプログラムの演奏活動を行う。2020年、7年間のドイツ生活より帰国。現 在は長崎ギター音楽院院長として、長崎での音楽教育にも重点を置きながら活動している。

なお 東京公演は 10月2日(土)19:00開演 東京オペラ・シティ3F 近江楽堂