2021-9-16 木

書道家・絵描き  はなてるさん

「モアナピープル」今週はモアナサポーター鈴木りさ さんからのご紹介、 鎌倉在樹の書道家で絵描きのはなてるさん です。

                

お名前の由来は書道家の先生から「華照(かしょう)」という雅号を頂き、書や絵など自分の作品を発表するときには、音読みよりも訓読みのの方が柔らかくてイマジネーションも広がる気がするので、訓読みを使っているとのこと。優しさや親しみやすい印象が伝わってきますね。

はなてるさんは、逗子・葉山・鎌倉・自由が丘などで書道教室を約10年近く開催し、子どもから大人まで書の素晴らしさや楽しさをお伝えしていましたが、2年ほど前から、お教室は鎌倉の学童保育、学び舎さんの月2回のみで、書や絵、ロゴ制作などのお仕事をしながら、作品制作を中心に活動しています。

また、2014年に「ありがとうのかぜ (えほんの杜)」という絵本を出版。2022年の4月の出版に向けて、2冊目の絵本も制作している そうです。

はなてるさんにとっての絵はどんな存在なのかうかがいました。~私にとって絵は、「明鏡止水」といった感じです。何気ない日常の中で驚きや発見、感動といった「感情の種」を拾い集めて、それを白い紙の上にポトンと落としてみる。すると、どんどんそこから波紋が 広がってゆき、それを追いかけるような感覚で手が自然と動き出し 絵がふわりと浮かび上がってくるんです。 勿論、イメージがはっきりと湧いてきて仕上げることもありますが、時々「わぁ~こんなのが生まれたぁ!」って自分でもびっくりすることがあって そういう創作の過程や感覚がたまらなく好きなんです。そうして生まれた作品が、観てくださった方の心の彩になったり、景色の一部になったりしたら幸せだなーといつも思っています。

20代、30代の頃は、自分の作品を発表するのは、何か自分の心の内まで 見せるような恥ずかしい感覚があったのですが、ある時、友人にそういう作品こそ見たいものと言ってもらえて、そのタイミング で個展のお話が来て。実際に個展をしてみたら、恥ずかしいとか不安だという感情が一気に吹き飛んで、喜びの感情に置き変わりました。そして、自分が一番自分らしくいられるのは絵や書に向かっている時なのでその表現を通して人や社会と繋がってゆきたい。    それが現在も表現し続けている原動力でもあります。~はなてるさんの想いを語っていただきました。

リスナーさん、さっそくHPをご覧いただき、「はなてるさんの絵 好きですね~」とツイート。

さて10月15日(金)から31日まで、青山にある食器を中心とする全国展開の         ハウスウェアショップ Madu(マディ)のショップ内のギャラリーで、線画や水彩画で描いた「2022年カレンダー原画展」を開催します。カレンダーは全国にあるMaduさんで販売予定です。 また、新しい絵本は、来年の2022年4月11日~16日に青山のピンポイントギャラリーで開催予定   

そんな はなてるさんにとって、「私の好きな湘南」「お勧めの 湘南」は?

   ~長谷の御霊神社、源氏山近くの葛原岡神社の落ち着く感覚が好きです。

 はなてるさんのご活動の情報などは、HP、インスタグラムや facebookで見ることができます。