2021-9-30 木

『湘南うみべのサッカークラブ』代表・渡辺滋人さん

「モアナピープル」ゲストは、モアナサポーターの上田香織さんからのご紹介、 『湘南うみべのサッカークラブ』の代表、渡辺滋人さん。とてもさわやかな方でしたよ~

                

『湘南うみべのサッカークラブ』は  辻堂と茅ヶ崎の海の近くで活動する、年少~年長の幼児と小学生を対象としたサッカークラブで、現在約120名が在籍しています。 コンセプトは「戦わないサッカー教室」です。

「戦わないサッカー」って?

サッカーやスポーツが嫌いになってしまう理由の一つに、周りの子と比較することで「自分はできない」と、自分に×をつけてしまうことがあります。 「自分に×ではなく、どんな自分でもOK!と言えるようになってほしい」 そんな思いから、サッカーの上手、下手で子どもたちの序列が決まってしまわないよう『うみべのサッカークラブ』では、評価軸のない世界を目指しました。 対外試合もないので、スタメンと補欠といったように選別されることもゼロ。サッカーのスキルで評価されることがなく、子どもたちみんながサッカーを楽しめることが一番の特長です。

                 

WEBマガジン『ママモアナ』で練習風景の記事が公開されていて、私も拝見しました。みなさん、すごく楽しそう!!

渡辺さんご自身のサッカーのご経験は 父親がアルビレックス新潟の前身チーム出身で、高校サッカーの監督をしていました。当時、県内強豪校だったため、小さい頃からテレビ放送や競技場で父親の監督業を見ながら影響を受けてサッカーを始めました。高校の時は父が監督で、自分が選手として県大会優勝し、インターハイ出場しました。

高校時代はサッカーでインターハイまで出場された渡辺さん、大学時代はアメリカNLP協会認定の「マスタープラクティショナー」という心理学の資格を最年少で取得されたそうです。

サッカークラブ設立に至った経緯については?

野球の落合監督と野村監督の教育論の動画で、二人とも野球教室で絶対に子どもに教えないと話しているのを見て。元プロがこうだよと教えてしまったら、子どもは一生それが答えだと思ってしまい、伸びる芽を摘んでしまうと。 「教えすぎることは、自分で考えることの芽を摘んでしまうこと」これだと思いました。 自分が学んできたサッカーとNLPで、教えない、創造性を引き出す教育をしたい。

そんな矢先、書道家の武田双雲さんの書道教室に通うことになりました。 双雲さんのブログや著書を読み、その分かりやすさ面白さに感動していました。 サッカーは手段で、人に才能を引き出す、幸せに分かち合うことに向かっていく目的の教室を作りたいことを教室で双雲さんにお話したら、 「それって、競争に向かわない戦わないサッカーだね!」と言ってもらって。 これが戦わないサッカー教室のきっかけです。

これからの抱負についてもうかがいました。

関わる子どもたちだけでなく、人々の「自分にOK率」を高めていけるような存在になっていきたいと思っています。今はコロナ禍でお休みしていますが、東京や千葉でもそのようなイベントをやっていました。今後は発信やエリアを超えた活動で、人々の可能性を広げることをしていきたいです。

「自分にOK」ていいですね!

そんな渡辺さんにとっての「私の好きな湘南」「お勧めの湘南」は?

 ~以前住んでいた、鵠沼海岸駅から商店街を抜けて、海へ出る道です。あの雰囲気は海のある街として最高ですね!

湘南うみべのサッカークラブHPコチラ

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