2021-9-30 木

赤い橋ギャラリーで個展! 画家・宮川三郎さん

スタジオ上空、だんだんと雲が広がってきました。今後の台風情報にご注意ください。

本日9月30日~5日まで 赤い橋ギャラリーにおいて 「宮川三郎展」が開催!

逗子在住の画家・宮川三郎さんにお話をうかがいました。

                

宮川さんには ちょうど1年前ご出演いただき その時は個展のテーマは「 Chantilly (シャンティイ)の馬術師」でした。パリから近いシャンティイという街ではじめて見た馬術を絵にした展覧会でした。

リスナーさんから「白馬の絵、素敵です~よい絵を見ると優しい気持ちになりますね」とツイート。

今回の個展のテーマは風景画です。新作は花壇のあるパリの公園で2年前の旅行の時の絵です。それとずっと以前に描いた風景画も併せて展示します。 1999年の逗子海岸。そして2011年1月に描いた山形県の最上川。冬になると最上川の河口付近に白鳥が集まるところがあって、白鳥の絵を描くきっかけとなった場所です。どちらの絵も現場で描いています。

今回新作と旧作あわせて11点の展示です。

                

それからポスターや宣伝に使った絵は2014年制作で、↑題名は「自由」です。逗子の里山で見た風景です。この絵は風景を切り取るように描かれていて、画面全体が青空と枯れ葉を落とした枝で覆われています。枝は二本の木からなっていて、手前と奥に重なっています。かなり複雑な枝の絵になりますが、そこへ画面の中央に一羽の小さなシジュウカラが枝に止まるという絵です。抽象的な題名ですが、小鳥は安全なエリアにいるのだろうか。憲法九条へのオマージュとして描いた絵です。展示する絵の中で一番大きな絵となります。S100号(1620mm×1620mm)、油彩です。

外で風景画を描きたい。それができない時はアトリエで音楽を聴きながら描いているそうです。よく聴いていらっしゃるという、ドビュッシーの月の光をお届けいたしました。

そして宮川さんの好きな画家はウジェーヌ・ブーダンという画家だそうです。

宮川三郎展 風景をテーマとした油彩画の展覧会です。 9月30日から10月5日まで 赤い橋ぎゃらりーにおいて開催されます。 時間は10時から6時までですが、 搬入のため、初日9月30日は2時からです。 そして最終日は搬出のため4時までとなります。

赤い橋ぎゃらりーは 京急逗子・葉山駅南口バス通りを横断してすぐ

「本展が少しでも皆様の心が明るくなる一助になれば幸いです」と宮川さん。