2021-10-1 金

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは江刺家愛です。

今日は、Sustainable Coastlines Hawaii のスタッフによって行われました
モロカイ島でのビーチクリーン活動についてご紹介致します。
お話は、Sustainable Coastlines Hawaii  のスタッフ Kimukai Hideki さん。
まず、Sustainable Coastlines Hawaii は、地域社会が楽しく、気軽にビーチ清掃活動などに参加できるよう、
積極的に働きかける団体です。
ゴミを減らすことやビーチ保全の必要性を伝えることで、数千マイルも離れた海岸線同士が
つながると信じて活動しています。
モロカイ島でのビーチクリーンが行われたのは、8月18日~24日。
場所は、Mo’omomi beach , Murphy beach , Kalaupapa 。
どこもローカルがメインのビーチです。
Mo’omomi beachは、4輪駆動でないとアクセスするのが難しく、
人の足跡よりも野生生物の足跡の方が多いビーチ。
北に面するので、海流と貿易風の影響で、海洋ゴミという文明の足跡が毎日流れ着きます。
砂浜と溶岩の混ざった感想した海岸線です。
Murphy beachは、島の東側に位置し、北東の風と強い海流で砂場はなく、
ゴツゴツとした溶岩で出来たビーチ。比較的雨の多い海岸線です。
Kalaupapaは、現在立ち入りが制限されていて、陸路からはアクセスできない国立歴史公園に指定されている半島。
今回のビーチクリーンで集められたごみの量は、4トン以上。
殆どが漂流ゴミです。広範囲から流れ着いています。
その多くが、プラスチック加工製品。家庭ごみは細かくなり劣化しているので
はっきりとした量はわかりませんが、相当な量のマイクロプラスチックが流れついています。
網など漁業の道具もありました。アジアからのものもたくさんあります。
モロカイ島では、定期的にローカル、コミュニティによるビーチクリーン活動が行われていまして、
これまでKaulapapaから、漂流ゴミをスーパーサック・1トン用フレキシブルコンテナバッグ 10個以上を撤去しました。
最後にKimukai さんからのメッセージ。
「Clean Beaches Start at Home」
綺麗なビーチは家から始まります。私たち個人で出来ることは沢山あります。
ボトムズUp!! 一歩ずつ駆け足で!
尚、ワイキキなど観光地・リゾート地は、湘南地域と同じで、ビジターが置いていくゴミが多くあります。
陸地に落ちているゴミ、海から流れ着くゴミ、すべては私たちが出したものです。
いかに減らせるか、いかに資源にできるか、循環させるかが、カギだと思います。