2021-10-22 金
Daily Zushi-Hayama Friday 10月22日OA
◆LOVE THE BEACHプロダイバーで環境活動家の武本匡弘さん。
11月28日(日)藤沢市民会館 国立環境研究所 江守正多さんを迎えて 14時から
武本さんとコラボの後援会が有ります。
お申込みはエコストアパパラギまでhttps://ecostorepapalagi.com/
◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。
秋ですね。と言いたいとところですが、なんか急に寒くなりましたね。
いきなりで、かなり寒さにやられているのですが。
星空は秋です。秋の星座たちは、水に関係しているものが多いのですが、これは、星座ができた頃、メソポタミアでは太陽がみずがめ座のあたりを通過する頃が雨期だったと言われています。みずがめ座の次はうお座ですよね。みずがめ座の下には、みなみのうお座が大きな口を開けています。そして、その東側左には、くじら座。みずがめ座の前はやぎ座。
やぎ座は、なぜか下半身が魚の姿をしています。あわてんぼうの牧神パーンが変身した姿だとか。そのやぎ座の上の方には、いるか座もいます。もっと言うと、くじら座の姿は、まるでゴジラのような怪物なのですが、その前足のほうには、エリダヌス川が星座になった、エリダヌス座があります。
水に関係する星座大集合ですね!
それでも、秋の夜空は、1等星がみなみのうお座の「フォーマルハウト」しかないのです。
そんな秋の星空には実は、知っていたら知ってしまったらぜひ探したい星がたくさんあるのです。それは、幸せと言う名前がつく星がたくさんあるからなのです。
北鎌倉のたからの庭で開催している「星座とワインの会」では、この時期の星たちは暗いものが多いけど、幸せの星があるということで紹介してきたのですが、今回改めて探してみたら、でるわでるわ!
まず、いつもお話ししているのは、みずがめ座の少年ガニメデの右肩にあるサダル・メリクは「王様の幸せ」、左肩のサダル・スウドは「幸せの中の幸せ。最も幸運な星」。やぎ座の尻尾の方にあるナシラは「幸運をもたらすもの」。やぎ座やみずがめ座の上の方、天頂近くに秋の四辺形を持っている、ペガスス座があります。ペガススは羽の生えた馬です。その馬の首の真ん中あたり、ホマムは「英雄の幸せ」、馬の耳のあたりのビハムは「家畜の幸せ」。ペガススには前足しか描かれていませんが、それぞれに、マタル「雨の幸せ」、サダル・バリ「優れた者の幸せ」。水瓶の口のところにある、サダル・アクビアは「秘めた幸せ」。みずがめ座のやぎ座側にあるアルバリは「飲むものの守り星、飲む者の幸せ」と言います。なぜ、こんなに幸せの星があるのかというと、雨によってもたらされる恵みからだとか。
それにしても、秋の夜長、月のない夜なら、この3等星4等星たちも探せるかもしれませんよ。暖かい格好でゆっくり幸せの星をさがすのも楽しいかも!