2021-11-12 金
Pachamama LOVE THE BEACH
こんにちは江刺家愛です。
10日の水曜日、片瀬東浜へ行きました。
そうしましたら、砂浜を、熊手のようなものでなぞりながら、
歩く方が数人いらしたので何をされているのか、お聞きしましたところ、
砂の中に埋もれている古釘、落ちている釘を集めているとの事。
藤沢市内の海岸のごみ類を清掃されている業者の方で、
夏の期間、海の家が建ち、そこで使われていた釘が、どうしても残ってしまう、
そのままにしておいては危険ですので、このような作業が必要、
そのために藤沢市から委託され 釘除去の作業を、毎年、
この時期にされているとのこと。
このような作業が行われているのを、初めて知りました。
工程はといいますと、だいだい40~50メートルごとに区切って、
その間を、磁石のついた熊手のような形をした棒を手に、
それを砂の上を引きずるようにして U字型に歩きつつ除去していきます。
とてもとても地道な作業です。
集められた釘を見せて頂きましたら、1か所、40~50メートルの間で、
およそ50~100本ほどでした。
埋もれていた数年前のものらしく、焦げ茶色に錆びている釘が多かったです。
私達が裸足で歩けるよう、なかなか知られていない、
こういった海岸清掃活動があるのですね。
この業者の方は、普段は片瀬海岸・西浜の海岸清掃を行っているとのことで、
一番気になるのは、一般の方が家庭ごみを海岸のごみ箱に捨てる行為。
今、海岸に設置されているゴミ箱は、ボランティアボックスと言うそうで、
ビーチクリーンで集められたごみを捨てる事が前提としてあるそうです。
でも、そこへ、家庭のごみを捨てる方がとても多く困っているとのこと。
その為に、片瀬西浜では、5基あったゴミ箱を、2個に減らしました。
今後、状況によっては、失くすことも検討されているとのこと。
そして最後に、「何故、このようなお仕事をされてらっしゃるのですか?」
とお聞きしましたら、「地元の海のそばで仕事がしたいから」と仰いました。
11月20日(土)14時から、逗子黒門カルチャーくらぶにて、
逗子海岸のごみとビーチクリーン
~人のつながりが力となるフェアトレードタウン運動~ 開催。
逗子海岸に流れ着くごみはどこから来るのかを学びながら、
フェアトレードタウン運動との共通項を探ります。
お話は、NPO海岸クラブ 真壁克昌さんと、かながわ海岸美化財団の松浦治美さん。
講座終了後にビーチクリーンを行います。
お申込み等は、逗子市市民協働課 046-872-8156